Jan/10/Thu 「 小倉百人一首 」
謹賀新年。
柄にも無くここ何日か、ちょっとした理由で夜更かしが続いている。
辛くはない。 むしろ楽しいくらい。
誕生日を過ぎ、また一つ不器用に歳を重ねてしまったが、若い頃・・・そう
勉強という口実のもと、オールナイト・ニッポンを聞いてた時代を想い出した。(笑)
Bitter Sweet Sambaが流れて来ると、条件反射で意味も無くワクワク。
教科書を捲りながら、百人一首なんぞを暗記したものだ。
小倉百人一首は、藤原定家が知人の為に山荘のフスマに書く歌を集めた物。
当時100首全てを暗唱したが、今となっては両手で足りる程しか覚えていない。
中でもこの3首は、今のワタシのお気に入り。(^^ゞ
瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思う −崇徳院
瀬が速いため岩に裂かれる滝川の様に、例え一度は別れても
行く末は、必ずまた逢おうと思う・・・その時を信じて。
逢ひ見ての 後の心に 比ぶれば 昔は物を 思わはざりけり −権中納言敦忠
契りを結んだ後の切ない心に比べてしまうと、昔の物思いなど
物思いの内に入らない程のものだった気がする。
花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに −小野小町
桜の花は虚しく降る長雨で、いつの間にかすっかり色褪せて・・・。
物思いに耽るうち、若さも容貌も盛りを過ぎてしまった私と同じ様に。
時は過ぎ、人の心もまた移ろう。
ものの哀れ・・・言霊は、経験を凌駕する。
神代の昔から、女は罪深きものなり。
何はともあれ本年も宜しく♪
Jan/29/Tue 「 欲しいのなら 」
人のもの?
関係ないでしょう。。。
だってそれで
スキって言う気持ちが萎える?
だとしたら
それはホントの恋じゃないね
Jan/31/Thu 「 涙は女の武器なのか? 」
近頃の女性議員は、随分と器が大きくなったなぁと感じる。
女性大臣の比率は、組閣の度に上がってきている様だし。
そしてその発言も、学生運動の延長みたいに尖ったものはだんだん減ってきたと思う。
先日のNGO騒動で、田中真紀子外相が悔し涙をポロリと流した時に、小泉首相が
「女の涙は、最大の武器だね。」
と言った事が、セクハラ発言では?と批判された。
その経緯からの、扇千影大臣のお言葉がこれである。
「涙というものは、アタクシは宝石だと思っています。」
流石、元宝塚女優。(笑)
これに他の女性大臣も続く。
特に、「小泉発言をどう思うか?」と野党から問われ、ウィットに富んだ答弁をしたのは
川口順子(よりこ) 環境大臣。
「私も素敵な殿方の前で泣き、涙は女の武器だねと言われてみたいものです。」
いやぁお見事、参りました。(笑)
一昔前だったら「女性蔑視だわっ!」な〜んて、ヒステリックな声を上げてたコト必至。
さらりと受け流した、よりこちゃんに拍手。 (^^)//゛゛゛パチパチ
本題の「涙は女の武器なのか?」であるが
・・・やはり武器であろう。
ただし。
天才バカボンに出てくる、目玉のつながった警官が打つピストルの様に、滅多やたらと
使ってはイケナイ武器である。
理由は一つ 。
威力が落ちるからだ。
ワタシの場合、意のままに出すコトは非常に難しく至難の業。(^^ゞ
しかし意図的じゃなくとも、こぼした雫にほだされた男は居たかも知れない。
ワタシが男でも、きっとそうだ。
女はここぞという時に一筋の涙を流せる能力を、産まれつき備えた生き物なのだろう。