May 2002


 05/Sun  「 塞いで 」


  身も心も渇いている

  ワタシと話をして

  どうか ワタシを身動き出来ないほど見つめて

  真実を聞きたがるワタシの唇を アナタの唇で塞いで

 


 06/Mon  「 ミッドナイト・セレブ 」


  最近、また夜更かしが多くなってきた。
  何かツライ事がある訳ではないが。
  深夜。
  現実から逃避した場所で、誰かと繋がっていたい気分なのだ。

  ICQでもメッセでも、話しかけてくれる人が居ない時。
  こっちから声を掛けていいものか、暫らく迷う。
  そうしている内に相手が落ちてしまうと、ちょっと後悔したりする。

  文字だけって難しい。
  そんなつもりじゃなくても、不躾な話し方に取られたり。
  普通に話しているのだろうに、怒っている様に思えて凹んだり。
  顔が見えないと、そんな微妙な気持ちが解かりづらい。

  どうしたら。
  どんな言葉を選んだら、伝わるんだろう。
  繋げるのが恐い時もある。
  それでもやめられない。(笑)
  
今夜もネット・ドランカーとなり、独りWEBを徘徊する。

  をっ・・・今日はエロくないじゃん。(笑)

   追伸 : ちょっとばかり、国外逃亡して来ます。(笑)

 


 14/Tue  「 独りのランチ 」


  時々行くある店では、昼間ランチもやっている。
  いつもはカレーしか食べないのだが、今日は豚とろ丼を注文した。
  普段は650円の所、キャンペーン中の為に480円だったから。(笑)
  美味しい御御御付けが付いてかなりイケたが、量的に物足りなかった。
  大盛りでも良かったなと後悔。(^^ゞ
  大盛りにしても、同じ値段なのだ。

  食べ終わってコーヒーを飲んでいると、隣りに常連らしき男の二人組が座った。
  おもむろに注文する。
  
「豚とろ丼・・・特盛り二つね。」
  特盛りぃ?!
  ん? メニューには無いぞ。
  店員が引っ込んだ時、彼らに思わず聞いてしまった。

  「あのぉ・・・大盛りと特盛りって違うんですか?」
  
 「え? あ、違いますよぉ。」
  「ご飯だけが多いって訳じゃないですよね?」
   
「えっとぉ、肉もちゃんと多くなってますね。(笑)」
  
「はぁ・・・どうも。」
  
 「いえ。(苦笑)」
  特盛りにしても、良かったかも知んない。(笑)

  独りのランチは、ちょっとばかり寂しいが気を遣わなくていい。
  気さくな店長に、
  
「暫らくいらっしゃいませんでしたね。」
   「その内、夜も伺わなくちゃって思ってるんですけど。」
  なんて他愛無い会話で、午後のひと時を過ごすのもナカナカである。

  ただ今、午前2:30。
  サッカー・・・
  ノルウェーに、3点も入れられてるぢゃん。(泣)

 


 21/Tue  「 脱毛の苦労 」


  実はワタシ、脱毛の苦労をした事がない。
  元々薄い訳ではないのだが、脛はジーンズで擦れたせいか何故か無いに等しい。
  脇は10代の頃初めて見つけてからというもの、1本生えるごとに抜いた(笑)ので
  その内とうとう生えなくなって、面倒なクリームやワックス等のお世話になった事も
  一度も無いのだ。
  レーザー脱毛だと、1照射500円〜。
  両脇だけを処理して十数万円というから、費用も大変な額である。
  初めの1本から抜いてて、つくづく良かったと思う。(爆)

  世の中は、近頃エステ流行りだ。
  女ばかりが騒いでいる訳ではない。
  キムタクが、メンズ・エステのCMに出演しているご時世である。
  強迫観念に苛まれる女達は、エステ・サロンを通り越し「プチ整形」に走る人も。
  
時代が決めた美しさを手に入れなくては、人生の幸せは有り得ないらしい。(笑)

  かくいうワタシも、若々しくいたい気持ちが無いと言えば嘘になる。
  寄る年波には勝てず、お腹回りが気になりだした。
  という訳で今日、エステお試し3回コースというのに行ってきちゃいました。(^^ゞ
  サロンのスタッフ達は、まず全員が若い女性。
  しかもみんな痩せている。
  まあね・・・痩せさせる側の人が太ってたら、そりゃお客は来ませんがな。(笑)

  カウンセリングのあと個室に通され、いよいよワタシの番。
  なにやら色んな機械で、スリスリ・もみもみ・ピリピリの80分。
  終わってからサイズを測るとウエストが既に1cm、体重は700g減っていた。
  嬉しくて何だかお腹が空いたので、ついでにマックのポテトSをお持ち帰り。
  駄目ぢゃん。(笑)
  お試しコースは、あと2回残っている。
  さてさて、最終的な効果は如何に。

 


 26/Sun  「 Over The Rainbow 」


  今日の夕方、首都高で車を走らせていた時だ。
  突然の雨と雷。
  降ったり止んだりを繰り返すうち、空はキツネの嫁入りになった。
  雨粒は窓を叩くのに、雲間から差し込む光が不思議な空気を創っている。

  ふとサイド・ウィンドーから目に飛び込んだモノ。
  これを読んでいる中にも、きっと見た人がいるかも知れない。
  それは、美しく大きな「虹」だった。

  虹の足(つまり始まりから終わり)までが、はっきりと見える。
  色が濃く・・・しかもダブル・レインボーじゃないか!!
  これ程のモノは、東京じゃそうそうお目には掛れない。

  ここ数日間、ヘビーローテーションで聞いている(この日記を読んでくれてる方は
  ご存知だとは思うけど、モチロン例のあの人のです)アルバムの中の1曲が
  映画の様に絶妙なタイミングで、カーステレオから流れ出した。

   二車線の国道を  またぐように架かる

   自分のものにしようとして  カメラ向けた

   光っていて大きくて  透けてる三色の虹に

   ピントが上手く合わずに  やがて虹は消えた

   胸を揺さぶる  憧れや理想は

   やっと手にした瞬間に  その姿消すんだ

  その時溢れて来たのは、ワタシの左胸を引き裂いて顔を出した記憶の断片。
  とうに忘れて掛けていた、ある人との数ヶ月間。
  
思わず、緊急避難路側帯に車を停めてしまう。
  雨が少し吹き込んだが、窓を開けて虹の色が薄くなるまでひとしきり眺めた。

  音楽というものは、当時の記憶をフラッシュバックさせる効果が異常に強い。
  だが今回は最近リリースされたもので、その頃に聞いていた曲ではないのだ。

  不本意にも。
  流れ落ちた幾つかの涙は、一体何を意味していたのだろうか。

 


 31/Fri  「 オフ会バージン 」


  な〜んて事は無いが、ソレくらいドキドキ。(笑)
  久々のオフ会、しかも規模が大きい。

  つか何だな。
  新しいコミュニケーションが出来てく過程ってのは、結構ドキドキするのね。(笑)

  ネット上の友達と実際に会うという単なる行為の中に、「お、可愛い娘が居るやん」
  から始まり「自分って一体どんな風に見られてたんだろ」「あー価値観が同じかも」
  
「この人、超〜面白い」「頼れそう、悩み話したら相談にのってくれないかなぁ」とか
  「文字だけだとちょっと冷たい印象なのに、実は意外と優しくてシャイな人なんだー」
  等々・・・恋愛の始まりに似た状況が、そこには在るから。

  それぞれの人達が書く、それぞれの人達の様子が綴られているオフレポは
  だからこそ、皆が楽しみにしているという訳だ。
  人によって印象が違う為、それぞれが書いたものを全て読みたくなるハズ。
  特に、自分が登場するシーンの前後を重点的に押さえながら。(笑)
  ワタシも例外ではない。(^^ゞ

  かくして・・・一夜(人によっては前後2〜3日)のドラマは、様々な側面を見せつつ
  ひとつの物語となって、語り継がれていくのだった。

  しっかし、あれだけの人数をよく仕切って盛り上げたもんだと思う。
  幹事さんには、心から敬意を表する。
  ご苦労様でした。
  すっごく楽しかったよ♪

 


 

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