2004
Jan 2004
02/Fri 「 戦闘服 」
今日で、またひとつ年齢を重ねた。
性善説を信じると痛い目に遭うコトを知ったし、銀行に立てついたらどうなるかも分かった。
戦闘服のワタシは、日ごとに強くなったと思うよ。(笑)
日記も、プロフィールにあるコラムも、放置して随分経つ。
このサイト、そろそろ再考する時期に来ているのかなとも思う。
Apr 2004
05/Mon 「 オトナの定義 」
随分前にチャットで、ワタシの半分位の年齢の子に
「オトナって、どんな人の事だと思う?」 と聞かれ、少し考えてこう答えた。
「生きていく上で、知らない方がいい事も在る。 と判っている人。」
パートナーが浮気をしているらしいと思っても、それがほんの火遊び程度なら
問い詰めて修羅場にせず、敢えて大目に見る。
そんな世渡り上手なイメージ、と思って答えたのだが。
それはまだ高校生だった頃、ワタシと他のクラスの娘を二股かけた奴がいて。
ワタシと付き合いだした時、既に彼女がいるという事を彼は隠していた。
泥沼って程ではないが、かなりのスッタモンダがあり・・・。(笑)
彼女からは愛想をつかされ、ワタシとも卒業と同時に自然消滅の様な別れ方。
数年経ってから偶然再会した折に、
「あの時、本当はどっちが好きだったの?」 と物凄く聞きたくなったが、グッとこらえた。
今更知って、どうなるものでもない。
知らない方がいい事も在るのだ。
気がつくと、BBSが削除されていた。
フリーの掲示板で、1ヵ月間書き込みが無いと消える運命らしい。
ギリギリ待って、自分で書きこみすれば良かったかなぁ。(笑)
BBSやメールで励ましてくれた方達、すごく嬉しかったデス。
どうも有難う。
May 2004
08/Sat 「 友達に戻ろう・・・ねぇ 」
しばらく見かけないと思ったら、アナタも色々あったのね。
その男、そう来たか。
恋人には考えられない → でもプッツリ縁を切るのは勿体無い → だから友達
これって、別れる時に女の子が使う便宜上のセリフじゃないの。(笑)
惚れた弱みで、アナタが素っ気なく出来ない事をよく分かってる。
確信犯だね。
いっそ嫌いと言われた方が、さっさと次へシフト出来るのに・・・。(違うか)
割り切るのは難しいと思うけど、わざわざ傷口に塩を擦り込むことはないけど、
時間が解決するのを待つしかないでしょう。
新しい出逢いを信じて。
でも、くれるというモノは、遠慮なくもらっときなさいね。(笑)
Sep 2004
28/Tue 「 ご心配掛けました 」
自己満足かマスターベーションか。
こんなサイトでも、更新を待ってくれた人達に、まずお詫びとお礼を・・・。
気が付けば、日記を放置して4ヶ月以上も経っている。
ここ数ヶ月、言葉に出来ないほど、ヒドくて色んな事があった。
40年以上生きて来たけど、こんなに波乱万丈な経験は初めて。
母親に関わる出来事だったが、結局ワタシにも降り掛かって来た為、何とかしようと思い
弁護士の所へ通い詰め、周りを犠牲にしながらも自分に出来た事は、まさに焼け石に水。
以前も書いた様に、元々性善説で物を考えるたちだったが、それは大きな間違いだった。
世の中には、根っからの悪人もいる。
更に学習したのは、苦しい思いは永遠ではなく、その時期は必ず過ぎて行くという事。
「やまない雨は無い」のだ。
何が言いたいかというと、ヒドい状態の中でも楽しい事は見つけられる。
そんな訳で・・・10月1日、CKBの武道館ライブに参戦だ!(笑)
Oct 2004
01/Fri 「 人の縁 」
遂に武道館である。
クレイジーケンバンド2004満漢全席ツアーファイナル!
バイクで九段下交差点まで行き、大通りから少し入った路地にひっそりと停めた。
開演前に会わなければならない人が、何人か居たので早めに着いた。
人の縁とは不思議なものだ。
顔も知らないのに、同じ共通項を持つネット上で知り合った人達。
なまじ普段付き合いの無い近所の人達よりも、よっぽど心許せる存在になる人も多い。
顔を合わせる機会があれば、更に親交は深まる。
これからも宜しくお願いします。m(_ _)m
挨拶やら渡す物の交換やらツアーパンフレット購入やら・・・一通り済ませたが、それでも
開場までにはまだ時間があった為、2階のカフェ武道(凄い名前!)へ。
暫らくすると、スーツ姿で恰幅のいいオジ様がひとり入ってきた。
カフェは殆ど満席状態。
店員に、唯一空いていたワタシの隣りへ案内されると、即ビールを注文する。
開演時間を聞かれたのを切っ掛けに、話が盛り上がりちょっと仲良くなった。
ここでもまた、新しい縁が始まった。
そのオジ様、人と待ち合わせをしている所だが、実はチケットを持っていないと言う。
はぁ?!と思ったが、プレスのフリー・パスをもらうから大丈夫だと平然。
聞けば、主に海外アーティストをプロモートする会社(聞いた名だった)に居るとの事。
自ら「呼び屋」と称する会社の、どうやらお偉いさんらしい。
クールスのメンバーも知っていると言うその人は、これも縁だし何かライブがあったら
ワタシを楽屋に招待してくれると言う。(嬉)
コンサート会場や打上げで撮ったらしい、マライ○や平○賢との写真を見せてくれる。
怪しい・・・とも思ったが、結局本当にプレスのパスをもらって会場内へ入って行った。(笑)
でも、余り期待をしないで待っていた方が良さそう。
業界人は、口ばかりで社交辞令が多いって話だからね。(^^ゞ
肝心のCKBは最高のライブは、身も心も癒されたィ夜だった。
また、明日から頑張るぞ!
17/Sun 「 結婚おめでとう! 」
仲のいい年下の友人が結婚した。
昨夜は、そのウェディング・パーティー♪
紆余曲折があっても、二人で辿り着いたゴールイン。
普段着の彼女は、夫となる彼をさりげなくサポートしつつ、顔を輝かせていた。
実際は、ゴールではなくスタート。
これからの長い道のりを歩くには、大なり小なりお互いの努力は必要だよね。
パーティーの最中に、回ってきたお祝いノートにも書いたのだが、
「結婚前は両目を開け相手を見て、結婚したら片目をつむる位が丁度いい」という。
男でも女でも生涯の伴侶にしようと思う人は、付き合ってる間にその目でしっかりと観察し
結婚後は、少し位の事には目をつむった方が上手くいくもんだって事らしい。
成る程ね、人間は完璧じゃ無いんだもの。(笑)
自分に合うかどうかある程度見極めたら、後はお互いの欠点を認め合い、間違いを許し、
重箱の隅ばかり突付いてないで、共に将来を見て歩けって事なのね。
まぁ彼女ならば、その辺ぬかりは無いでしょう。
何はともあれ、おめでとう御座います!
お幸せにね♪
Nov 2004
04/Thu 「 生きる証し 」
「うわぁっっ!!」
PCモニターの前に座っていた、大きな背中が飛び上がる。
叫び声を聞いて振り向き、「何?どうしたの?」と、ワタシも覗き込んだ。
そこには一人の人間が頚部で二つに分けられる場面が、順番に分割で映っていた。
心の準備も何も、見たくもない物が強制的に視界に入ってしまい、一瞬固まる。
それが何なのか脳が認識した後、少し遅れて吐き気が襲ってきた。
一人イラクへ降り立った日本人青年が、アルカイダの一派に誘拐・殺害された。
途中出会った日本人に説得されても、「何とかなるでしょう」と観光気分の適当さ。
政府組織、NGO団体など精通する人間すら、危険だと次々に出国しているというのに、
肌を出す事を嫌うイスラムの地、ひと目で外国人と判るリュックと短パン姿でウロウロ。
所持金は僅か20ドル。
わざわざこの時期、イラクで何が起きてるのか自分の目で確かめたかったという24才の
「自分探しの旅」は、日本中を騒がせる大事件となってしまった。
生きる証しと書いて「証生」と読む名前は、今となっては虚しい響きに聞こえてしまう。
彼に落ち度があるのは一目瞭然。
誘拐された時は自業自得だと殆どが思っただろう、ワタシもその一人だった。
だがしかし。
殺害が事実となり、あの画像を見てしまった今。
それを差し引いても、怒りのベクトルはテロ組織へと向かう。
同じ日本人という民族だからだろうか?
悲しむ親の思いを、察して余りあるからなのか?
無関係の人間を誘拐し、理不尽な脅迫をし、首を切り、その一部始終をNETで晒す事を
イスラムの神は、奨励し許すというのか?!
否。
あんな残虐な行為をしたテロリスト達に、天罰が下らないはずは無い。
14/Sun 「 電車男 」
それは、今年の春から初夏の出来事だったらしい。
こんなに話題のスレッドがあったなんて、今まで知らなかった。
今はもうその板は無いけれど、殊勝な漢がスレッドをまとめて、自サイトに上げている。
人って、きっかけ一つでこんなにも変われるんだね。
すっかり出遅れてしまったワタシだが、遅くなってもこの話を知って良かったと思う。
簡単に言うと・・・
秋葉オタには余りに高過ぎると言われたハードルを次々と乗り越え、奇跡を起こした男。
自称アキバ系、彼女いない暦=年齢の男子が、電車内で酔っ払いから女性客を庇った事から
始まる、リアルタイム急展開ドキュメンタリー。
今秋には、あろう事か本にまでなってしまったという。(映画になるという話まで)
「何だそれ?」 「知りたいよ!」と興味が沸いた人。
説明は無用だ。
というより、説明しようとすると「キモイ」とか「チンケ」だとかになってしまう。
是非とも最初から最後まで、キッチリ漏らさず読んで欲しい。
多少なりとも2ちゃんねるを知っている人なら、その感動は共有出来るに違いない。
ワタシとて、読む内に不覚にも目から心の汗が・・・。
読み応え充分のノンフィクション。
初めに出てくるフラッシュは飛ばしても可。
でも順番は崩さずに。
長丁場だ、心して掛かれ。
騒がれだした当初、その板へ冷やかし半分の人が沢山流れ込んで行ったものだから
実際の板の常連住人達が居ずらくなったり、問題が発生したりしたとの事。
読んだ後は、ただそっと見守るのがオトナと、ワタシは思う。
26/Fri 「 5歳若く見える方法 」
数日前のTVで、「自分の5年後が見える」というのをやっていた。
手鏡をひとつ用意する。
まず・・・自分の顔の斜め上45度で、鏡を固定して映し込む。
写っている顔は、自分の5年前の顔。
上を向いたせいか目が少しキリリとして、皮膚に張りが出来て頬もすっきりして見えた。
そのまま鏡を正面に据える。
そこには、今現在の自分の顔。
ふんふん、いつもと同じ、まぁこんなモン。
そしていよいよ・・・はっ!嫌な予感。
今度は、斜め下45度の位置に鏡を落として自分の顔を見る。
やはり、予感は的中。
そこには、瞼や頬の皮膚が微妙にたるみ、二重顎の自分が映っていた。
重力によって強制的に老け顔を作るのだろうが、何とも鬱になる。
嗚呼、5年後はこうなるのか・・・。
ちなみに、周りの人間を使って実験した結果、若い人程その差は出にくい様だ。
[考察]
セックスの時。
ある程度の年齢を越えたら、騎乗位は止めた方がいいのではないだろうか?(真剣)
重力の影響が顔に出るのを見られにくい、対面座位か正常位がいい!と思われる。
或いは、むしろ後背位。(笑)
Dec 2004
30/Thu 「 ご褒美 」
大掃除をしていると、家のチャイムが鳴る。
お歳暮にしては遅い宅配便だなと思った。
アレ? CKB友の会からの荷物?!
明けてみるとそこには・・・
会報に載っていた、クロスワードパズルの当選商品がっ!!
しかも、剣さん愛用GUCCIのサングラス!!
ワタシにとって、余りに波乱万丈だった今年一年。
最後の最後に、天は途轍もない御褒美をくれたのだ、きっと。