どうしてあたしは連歌が詠めるのだろう?
短歌BBSなどを設置するようになってから、短歌を詠んでいることにあれこれ言われなくなった気がする。
昔はそれなりに陰口があった。
ネットで恋の短歌を詠んだり、詩を書いたりしているとナンパなヤツだと思われてしまう。
それを連歌としてヤリトリしていると、”そーゆー関係”ではないかと想像する人が多いみたい。
でもね・・・
連歌のヤリトリしている歌人が男性であるほうが、恋の短歌なんだからナチュラルなのではないだろーか?
が、しかし・・・・
女同士でも平気で恋の短歌のヤリトリをしている。
短歌BBSなどを考えてみてくれ・・・
お初の人の投稿が多い。
艶っぽい短歌だってある。
投稿された作品だ。
あたしは素直にそれに返歌しているに過ぎない。
つまり、相手を意識しているのではなく、作品やそこに置かれたこころを感知してオートマチカルに詠んでいる気がする。
今までそのようなことをあまり深く考えたことはなかったんだけど、つまりはそこなんだな。
書物であれば作品として読むことができる人でも、インターネットとなるとそういう人間関係的な背景文脈を主眼としているために何かどこかが違ってしまうらしい。
ディスコ行って、知らない人と踊れる?
あたしは平気。
で、気が付いたら昔からいつも輪の中心にいる。
特に目立とうとしているわけではないのだけれど、世界中どこのディスコへ行ってもそんな感じ。
相手がどんな人でもかまわない。
相手のステップとかリズムとか、要するにそれだけのこと。
年齢・性別すらそーなると関係ないし、中には呼吸というかリズムの合う人がいると互いに楽しい。
疲れたり、曲が変わったら、「Ciao!」とか、「Thank you!」と挨拶して、連れの待つ席へ戻ったりするだけ。
どこの誰かもちろん知らない。
でも、知らない人が見たらカップルと勘違いされたりとか?
だから、ディスコだけはさすがに一人で行ったことはない。
そこなんだな・・・
誰かとあたしの違いは。
最初は誰でも恥かしいのかもしれないと思うこともある。
が、しかし、夥しい量の短歌を毎日詠んでいたためにそのような羞恥心などはない。
知らない誰かと踊れるということなのかもしれないな。
単純にダンスが好きなだけ。
連れがあまりダンスが上手ではない場合もあるよね・・・
でも、あたしが他の人と踊っていてもあまり文句を言われたことはない。
階段上れ・・・・か。
結局、ダンスもセンスなんだろうな。
というかね・・・サウンドが始まると勝手に体が動いてしまう。
なんか印象違うでしょ?
リズム感だけなのかもしれないな。
というわけで、うちのダンナは妻が詩人でも歌人でもダンサーでも何も言わない。
いちいちパートナーが他の男性と踊っているくらいで怒っているような男はダメね。
一緒にディスコへ行っても退屈なだけ。
そーゆー人は、ひっそりと壁に佇む女性をパートナーに選ぶべきだと思う。
それより、キラクにマイペースで飲んでいてくれる男のほうがいいな。
どーせ疲れて飽きて戻ってくるのがわかってるし?
もともとが一人でいるほうが好きなのよね・・・
でも、ダンスは一人で踊るものじゃないような気がする。
短歌か・・・・
(『屁理屈にっき』 2002/05/30より)
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