ガラスの仮面

注：暴走しております（笑）

ガラスの仮面との出会いはテレ朝で放送されていたドラマだった。
しかも、それは完結編と題した、最終話。前々から、ガラスの仮面の存在は知っていたが、
あぁ。長く続いている少女漫画ねぇぇ。ぐらいにしか思っていなかった。
ある日、友達が「今日はガラスの仮面の完結編がやるんだ」なんて、楽しそうに言うものだから、
どんなものかなと、思い（見たい番組もなかったし）見てしまったのである。
今思えば、そこからが、Ｃａｔのガラカメ妄想の始まりだった・・・。
とにかく、面白いと思えたのだ。安達裕美演じる北島マヤが、
健気に紫の薔薇の人への想いに悩んでいる辺りにぐっっと、心を捕まれた！！！
前半の雨の中の小屋シ－ンに思わず、悶えてしまったのである。
それから、次の日は、即、ＴＨ○ＴＡＹＡに行き、まずはドラマの最初のシリ－ズを借りた。
そして、次に私の心を捕らえたのは紫の薔薇の人！！！速水真澄だった。
くそぉぉぉ。匿名で援助するなんて憎いじゃないかぁぁぁ～～！
しかも、何！表ではマヤの憎まれ役だと！
その上、マヤに惚れている自分を認めたがらない。
そんな男心がまさにツボにハマッてしまった。
３日程、かけてかなり悶えながら、見終わると、すぐに第２シリ－ズを借りに行った。
そして、今度は田辺誠一に惚れてしまった（笑）とにかく、ドラマの真澄様は何か繊細で、（傷ついた表情がとっても素敵　はあと）
そして、好きだ－－！！！（忘れもしない踏み切りシ－ン　笑）なんて絶叫してくれて、
ストレ－トに感情をぶつけてくれる（原作の真澄様もこのぐらい積極的だったら　溜息）
また、その表情が、田辺真澄！！！！切ないじゃないか！！！あたしゃ、あんたに惚れたよ（←誰？　笑）
まぁ、とにかく１と比べて、２は結構、マヤと真澄様のラブラブな絡みがあり、より、
Ｃａｔの病を進行させたのだった。もう、ここまで、来ると原作に手を出すしかない！！！
という訳で、文庫本で２３巻、一月ぐらいかけて揃えた。
読み出してみたら、さらに恐ろしい事に、またハマッた！！！
さすが、この漫画長く続いているだけの事はある。本当に面白い！！！！！
原作がここまで面白いとは思わなかったので、雷に打たれたようだった。（←少しオ－バ－　笑）

ガラスの仮面の面白い所は第一に何のとりえのない少女が月影千草に出会った事で、自分の中の才能を知り、演劇に一直線に進んで行く所である。第二には、何でも持っているように見えるライバル亜由美さんの存在。しかも、亜由美さん、いい人だぁぁぁ（しみじみ）そして、第三には紫の薔薇の人！！！！！この人の存在が大きなポイントだと思う。
きっと、女性なら誰でも（男性も？）影からそっと支え、紫の薔薇を贈ってくれるそんな存在に憧れるだろう。
しかも、その正体はハンサムな社長様である。人には冷血漢と呼ばれる彼が、北島マヤ、彼女にだけは心の中にあるピュアな部分を見せる。マヤに会った事で彼は変わり始めるのだ。その過程が本当にいい♪
最初はマヤに惚れている事に自覚のなかった真澄様が、やっと、気づく所なんて、一人悶えながら
読んでしまった（笑）そして、気づいてしまった後の真澄様が一人悩み苦しむ姿なんて、
あぁ、もう、素敵♪相変わらずマヤは真澄のそんな気持ちにも気づかず、”大嫌い”なんて言ってしまったり、
悪態をつくが、もぅぅ。真澄様おかわいそうにとニヤケてしまう（笑）
マヤもマヤで、偶に見せる真澄の優しさのこもる笑顔や瞳に、ドキッとかしていても、、
素直になれなかったりして、読者を悶えさせるのだ（笑）

後半になると、マヤは紫の薔薇の人の正体を知り、いよいよ、真澄への想いを自覚しだすのである。
（真澄様、あなたの想いが報われる日は近いわぁぁ）
もぅ、あの有名な社務所のシ－ンは、ついに、二人が結ばれるのか！！
なんて、ドキドキとしてしまった。しかし、やっぱり、ガラスの仮面、そうは甘くない（Ｔ－Ｔ）
（真澄様の押しが強ければめでたく二人は結ばれていたのにと思った人はおそらくＣａｔだけではないはず！）
あぁぁ。こんな所で、二人をくっつけさせないなんて・・・
美◯先生、あんたは鬼や－－－－！！（←なぜか関西弁　笑）
この後の展開が、すれ違いの連続で・・・より一層、ドロドロ化が進んだのは言うまでもないだろう。（特にシオリ－の存在）

そして、ガラスの仮面で一番恐ろしい事は、現在連載休止中なのである。（しかもいい所で）
完結していない漫画にハマル恐ろしさを思い知らされたのはＣａｔの漫画人生の中でこの作品しかなかった（笑）

巷では未完の名作なんて囁かれているが…、
美○先生、それだけは絶対にやめて下さい！！！！（血涙）

２００２．２．２８
Ｃａｔ

☆巻末付録☆
Ｃａｔの偏見によるキャラ論

速水真澄／紫の薔薇の人　（近日公開予定）