【リクエスト内容】
基本的には、真澄&マヤ、ラブラブで。
マヤ紅天女上演権ゲット。その後真澄に告白するも届かず(真澄、心にも無い事を言う)
マヤ、この事で芝居ができなくなり他人が信じられなくなる。
一方真澄は、結婚前に紫織が病気で亡くなる。(他の理由で消してもらってもいいですよ)
真澄、マヤに本当の事を言っても信じてもらえず、政略(紅天女の上演権)結婚としてマヤと婚約
この後はCat様に一任します。

まこと様より





永 遠 の 恋 〈1〉




試演から3日後、紅天女の上演権が北島マヤに移譲されると、演劇協会から発表があった。
マヤは信じられない思いだった。
演劇協会に出向くと、月影が穏やかな表情で彼女を出迎えた。

「先生・・・私・・・私・・・」
今にも泣いてしまいそうな声で、口にする。
月影はにっこりと微笑んだ。
「・・・あなたの紅天女は素晴らしかった。よくやりましたね」
月影の言葉にマヤは堰を切ったように泣き出した。
それが嬉しさの涙なのか、マヤにはわからなかった。
ただ、泣きたかった。
今は何もかもを忘れて泣いていたかった。

もうすぐ、彼女の愛しい人は結婚してしまうから。





「決まりましたね」
水城が口にする。
その言葉に、速水は試演でのマヤの姿を思い出した。
あれから夢を見る。
紅天女のままのマヤが、彼に愛を告げる夢だった。
夢はいつも、彼が返事をする前に終わった。
「・・・あぁ。そうだな」
空ろな表情で、車窓の外を見つめる。
あまり嬉しくなさそうな彼の姿に水城は心中を計りかねた。
「・・・少し、眠る。着いたら起こしてくれ」
そう言うと、速水は瞳を閉じた。





「真澄様、来てくれたんですの」
速水は鷹宮家を訪れた。
この所、彼の婚約者である紫織の体調がよくないと言う事を聞き、見舞いに彼女の好きな大輪のユリを持って来た。
紫織は嬉しそうに真澄からのユリの花束を見つめていた。
「あなたの体調がよくないと聞き、心配でしたから」
真澄の言葉に紫織の頬が薄っらと色づく。
「真澄様に心配して頂けて嬉しいですわ」
紫織は儚く笑った。
確かに、体調が悪そうに見えた。
紅天女の試演以来に会った彼女は急激に痩せたようだった。
「真澄様、私、一月後のあなたとの結婚式楽しみにしているんですの。それまでには必ず、良くなりますわ」
「えぇ。しかし、ご無理はなさらないで下さい。あなたは私の大切な人なんですからね」
そう言い優しく笑ってみせる。
本当の心を隠していつも彼がしてきた事だ。
彼にとって結婚は仕事だった。
妻となる人に特別な感情はない。
紫織の存在は彼にとって情熱を傾ける相手でもなければ、嫌いな相手でもない。
一緒にいても邪魔にならない相手。
ただ、それだけだった。




「あなたの紅天女からは本物の恋の香りがしました」
泣きじゃくるマヤに月影が言葉をかける。
マヤは涙を拭い、月影を見つめた。
「・・それも、辛い恋をしているのね」
マヤの想いがわかるように月影は彼女を見つめた。
「・・・はい」
マヤは小さく頷いた。
「・・・辛いです。とっても、とっても辛いです。その人の事を好きになって胸が張り裂けそうで」
切ない表情を浮かべる。
「・・・私なんて、絶対その人には振り向いてもらえない。いくら好きになっても、私の気持ちはその人には届かない」
マヤの心に速水の姿が浮かぶ。
試演でマヤは彼を想い演じた。
この想いが届いて欲しいと、切に思って舞台の上から何度も視線を向けた。
しかし、彼は答えてはくれなかった。
彼の隣には婚約者の紫織がいたから。
「・・私、私、どうしたらいいのか、もうわからなくて・・・胸の奥が苦しくて、苦しくて・・・」
月影はかつて一蓮に激しい恋心を抱いていた自分を思い出した。
マヤと同じように届かぬ恋心に苦しい想いをした。
「・・・思っているだけでは、気持ちは伝わりません。時には口にしなければ伝わらない事もあります」
月影の言葉に瞳を見開く。
そう、ずっと思ってきた。
彼の事が愛しいと、恋しいと・・・。
でも、口にした事はなかった。
それは怖かったから、彼にこの想いは届かないとわかっていたから。
「・・・怖いんです。私・・・。きっと、その人は私の気持ちには応えてくれないから」
行き場のない想いに胸を締め付けられながら、マヤは再び、涙を流した。





「随分、遅い帰りだな。ちびちゃん」
突然、声をかけられる。
驚いて、振り向くと速水が立っていた。
「・・・速水さん・・・どうして・・ここに?」
速水はマヤのアパ−トの前に佇んでいた。
「まずは君におめでとうを言おうと思ってね」
速水の言葉にハッとする。

そうか、速水さん、上演権が欲しくてここにいるんだ。

「・・・ありがとうございます。で、早速上演権が欲しくていらしたんですか」
ついつい、言い方がきつくなる。
「・・・まぁ、そうだな。君は大都では絶対に舞台には立たないと言っていたが、もう少し、よく考えて欲しい」
彼の表情が真剣なものに変わる。
「きっと、上演権を求めて明日から君は数え切れない程のプロダクションから声がかかるだろう。だが、中には悪質なものもある。
君にそれが見極められるのか?」
速水の言葉に考えるように俯く。
「・・・だから、大都芸能に任せろと言うんですか?」
彼を真っ直ぐに見つめる。
「・・・あぁ。そうだ。大都芸能なら、紅天女を最高の舞台に仕上げる事ができる。君に後悔はさせない」
彼女の両肩を掴み、真っ直ぐに見つめる。
速水は紅天女とマヤをハイエナどもから守りたかった。
「・・・君が出す条件なら何でも呑む。だから、俺に紅天女を任せてくれないか?」

何でも呑む・・・。
その言葉が心に響く。

「・・・じゃあ、私と結婚して下さい」

彼女の唇がゆっくりと動いた。
速水の瞳が大きく見開かれる。
速水は彼女の言葉が信じられなかった。
自分はまた夢の中にいるのではないかとさえ思えた。
「・・・すみません。何でもないです」
自分の言葉にハッとし、マヤは彼に背を向けた。
「・・・今の言葉は忘れて下さい・・・」
微かに彼女の語尾が涙で震えている。

ちびちゃん、泣いているのか・・・?
でも、どうして・・・。

「どうして、泣くんだ?」
ようやく、彼の口が動く。
彼女の涙の理由が知りたかった。
もしかしたら、彼女も自分と同じ想いだったのではないかと思えてくる。
そして、あの試演の舞台。
彼はずっと特別なものを感じていた。
「・・・私、大都では絶対に紅天女は演じません」
そう口にし、彼の前から走り去ろうととするが、大きな腕に掴まれる。
「・・・なぜだ?なぜ泣く?なぜ大都を避ける?」
問い糺すように彼女を見つめる。
彼に腕を掴まれ、マヤの心は今にも崩れてしまいそうだった。
「・・・放して下さい」
小さな声で抵抗する。
「君が答えてくれたら、放す」
刺すような彼の瞳から視線を逸らし俯いた。
そして、小さく呟く。

「・・・あなたが大都にいるからです」
彼女の言葉に胸が大きく脈うつ。
その言葉に意味している所を考える。
目の前の彼女の表情から読み取るように見つめる。
「・・・放して・・・これ以上、私に言わせないで・・・」
キッと彼を見つめる。
とても切ない瞳で。
速水は初めて彼女の気持ちを悟った。
腕から力が抜ける。
マヤはその隙に彼の腕から離れ、アパ−トに駆けた。

何て事だ・・・。今更、彼女の気持ちに気づくなんて・・・。

速水は自分のしてしまった大きな過ちに後悔をした。
そして、その事がどれだけ彼女を傷つけていたのかを知った。

「・・・くそっ・・・」
呟き、彼は彼女の部屋に灯る明かりを見つめていた。




あの人は私の想いに気づいてしまっただろうか・・・。
怖い・・・。怖い・・・。
あの人の反応が・・・。私をどう見るのか知るのが・・・。
怖い・・・。

「マヤちゃん?」
壁際に立つ彼女に優しい声がかかる。
「・・・あっ、桜小路くん・・・」
ハッとして、見上げると、タキシ−ド姿の彼が立っていた。
「どうしたの?こんな所にいて。今日は君がパ−ティ−の主役だろ?」
桜小路の言う通り、今日は新生紅天女の為のパ−ティ−だった。
これからマヤは演劇協会の理事長から正式に上演権を譲与されるのだ。
パ−ティ−客は演劇関係者、マスコミ関係者の他に各界の著名人が招待されていた。
当然、速水真澄の姿もある。
そして、その横には彼の婚約者である鷹宮紫織もいた。
華のあるカップルに周りを息を潜めて注目をしていた。
マヤの胸は痛かった。
真澄が紫織に優しく微笑みかける度にチクリと胸の奥が響く。

「・・・桜小路くん、私、少し気分が悪いの。譲与式まで休んでいるわ」
堪らずマヤは会場を抜け出した。
桜小路のつきそいを断って。

今は一人になりたかった。
誰にも見つからない場所で、荒れ狂う感情を宥める必要があった。



「・・・紫織さん、大丈夫ですか?」
少し顔色の悪い彼女を心配するように速水が口にする。
「・・えぇ。大丈夫ですわ」
弱々しく微笑を浮かべる。
久しぶりに大勢の人前に出て、彼女は疲れていた。
無理もない、つい2日前まで病床にいたのにこんな所に来てしまったのだ。
速水は彼女を止めたが、どうしても行くという言葉に負けて連れて来てしまった。
「・・・少し、休みましょう。あちらに休憩する場所がありますから」
そう言い、真澄は紫織と会場を出た。



パ−ティ−会場の隣の部屋は使われていなく、誰もいなかった。
マヤはテ−ブルに積み上げられていた椅子を下ろして、座った。
そして、小さくため息を漏らす。
着慣れないドレスに酷く肩が凝る。
頭の中では、さっきから速水の顔がちらついて仕方がない。
一体、どうしたら苦しい想いから解放されるのか。
彼の姿を目にするだけで呼吸が止まりそうになる。
かと言って、会わない時はこうして、彼のことばかりを考えてしまうのだ。
もう、彼女の心は限界だった。
膨れすぎた想いにどう対処をしたらいいのかわからないのだ。

「・・・一層の事、この気持ちを伝える事ができたら・・・楽になるのかな」
じわりと浮かぶ涙を拭い、呟く。
マヤは追い詰められていた。
もう、彼女に残された選択肢は彼に想いを告げる事しかなかった。



「紫織さん、本当に大丈夫ですか?」
速水に凭れるように歩く彼女に話しかける。
顔色はさっきよりも一層青白い。
「・・・えぇ。大丈夫ですわ」
無理に笑顔を作る。
「・・・今、車を呼びます。あなたは今日は帰った方がいい」
紫織をロビ−まで連れて来ると、真澄は彼女をソファに座らせた。
「大丈夫です。私もあなたと一緒にパ−ティ−に出ます」
懇願するように彼を見る。
速水は彼女の顔を覗き込むように、腰を曲げた。
「無理はしないで下さいって前にも言ったはずです。そして、大切な人だとも・・・」
彼の言葉に紫織の瞳が小さく見開かれる。
「私はまだパ−ティ−を出る訳には行きませんので、送って差し上げられませんが、後ほど、お見舞いに伺います。
ですから、お帰りになって、休養をとって下さい」
速水の言葉に紫織は何かを言いたかったが、言えなかった。
「・・・わかりました。あなたのおっしゃる通りにします」
諦めたように紫織が口にすると、速水は車を手配しに行った。




「・・・速水さん・・・」
マヤが部屋から出ると、丁度真澄と出くわす。
「・・・ちびちゃん!主役がこんな所で何をしているんだ?」
不思議そうに彼女を見つめる。
「・・・あの、ちょっと、気分が悪くて・・・休んでいたんです・・・」
確かにマヤの顔色は少し悪そうだった。

やれやれ、今夜は病人が多いと言う訳か?

速水は心の中で呟いた。

「どうした?緊張しているのか?」
心配するように彼女を見つめる。
「・・・緊張・・・そうかも・・・。まだ、私が紅天女の後継者に選ばれたなんて信じられなくって・・・」
自信のなさそうに床を見つめる。
「・・・君は正々堂々と舞台の上で勝ち取ったんだ。もう少し、自信を持ったらどうだ?」
ポンと彼女の肩に大きな手が触れる。
その瞬間、ドキッとしたようにマヤは速水の顔を見た。
そこには優し気な瞳がある。
そう、彼は時折、こんな表情で彼女を見つめていた。
それは昔から変わる事はない・・・。
「・・・速水さんは、私の紅天女、どう思いましたか?」
率直な視線を彼に向ける。
真澄は彼女の問いにゆっくりと瞳を閉じ、そして、開いた。
「・・・正直言って、舞台の上の一真に妬けたよ」
それは彼の本心だった。
「そして、舞台の上の恋がとても羨ましく思えた。俺にはあんな恋の仕方は許されないから・・・」
瞳を細め、彼女を見つめる。
その瞳が切なく彼女の心を締め付ける。
「俺もできる事なら・・・魂の片割れと思える相手に出会いたいものだな」
クスリと笑みを浮かべる。
「・・・あの・・速水さん!」
マヤは思い切ったように声をかけた。
「うん?」
「・・・パ−ティ−が終わった後、お時間ありますか?」
マヤは覚悟を決めた。
速水に全てを曝け出す事を・・・。
「時間?・・・あぁ。そうだな。少しならあると思うが・・・」
「・・じゃあ、待っています!この部屋で・・・」
そう言い、今、彼女が出て来た部屋を示す。
「えっ・・あぁ」
突然の事に少し驚きながら、彼が返事をする。

「マヤちゃん!そろそろ出番だよ」
廊下で速水と彼女が話していると、桜小路が呼びに来る。
「えっ・・うん」
マヤは速水を静かに見つめた。
「・・・ちびちゃん、行っといで、君の晴れ舞台だ」
マヤは彼の言葉に頷くと、桜小路とともに、その場を後にした。

「・・・いよいよ新しい紅天女の誕生だな・・・」
小さくなる彼女の背中を見つめ、一人呟く。
紫の薔薇の人としての彼の役目がここで終わった気がした。



紅天女の後継者として現れたマヤはおどおどとした様子で、会場に現れた。
その瞬間、スポットライトが当たり、周りからは拍手が送られる。
何だか、気恥ずかしい。
着慣れないドレスの裾を踏まないように壇上まで歩くのがやっとだった。

「北島マヤ。あなたを正式に紅天女の後継者とします」
月影の代理として、演劇協会理事長から、上演権が渡された。
「えっ、あっ、はい。ありがとうございます」
受け取ると、深くお辞儀をする。

「では、後継者となった北島マヤさんに挨拶をお願い致します」
司会者がそう告げると、マヤはマイクの前に立たされた。
挨拶をしなければならない事はわかっていたので、前日から考えていたが、
大勢のパ−ティ−客や、テレビカメラに頭の中が白くなる。

「・・・えぇっと・・その・・・」
上ずった声で、口を開くが言葉が出てこない。
その時、視界に会場に入って来た速水の姿が入った。
胸が熱くなる。
温かい瞳で速水は彼女を見つめていた。

しっかりしなきゃ・・・。速水さんが・・・紫の薔薇の人が見ているんだから・・・。

拳を握り、口を開く。
「今日は皆様に集まって頂き、ありがとうございました。思えば、私が月影先生に出会ったのは
まだ中学1年生の時で、その頃はまさか、自分がこうして女優になっているなんて夢にも思いませんでした」
昔を思い出すように微笑を浮かべる。
「先生は私に芝居に面白さを教えてくれました。何一つ取り得のなかった私をここまで導いてくれたのは、月影先生の存在と、そして・・・」
速水の方に視線を向ける。
「私を匿名で援助し続けてきてくれた紫の薔薇の人の存在でした。心からお礼を述べさせて頂きます。本当にありがとう。私を支えてくれて」
彼女がそう告げた瞬間、会場中からワ−ッと拍手が響く。
マヤは拍手を耳にしながら、速水の姿をじっと見つめていた。



パ−ティ−が終わり、速水はマヤと約束した場所を訪れた。
まだ彼女の姿はない。
きっと、マスコミや招待客たちに捕まっているのだろう。
テラスに出て、月を見上げる。
蒼白の煌きが過去を顧みさせる。

まだ少女だった頃の彼女・・・。
彼に喰ってかかってきた彼女・・・。
そして、忘れられない社務所で過ごしたあの夜の彼女・・・。
一晩中抱きしめていた。
今でも、彼女の温もりを思い出す事ができる。
そして、唇の感触も・・・。

「・・・俺の役目はもう終わりだな・・」
瞳を閉じ、今夜の彼女を思い出す。
もう、彼女は立派な女優で、大人の女性だった。
紫の薔薇の人としての役目は終わったのだ。
速水は彼女の足長おじさんを降りるつもりでいた。
これ以上関わっては未練が残るから・・・。
自分の心に嘘がつけなくなるから・・・。

だから、彼は降りるしかなかった。


「・・・速水さん・・・」

ぼんやりと月を見つめている彼に声がかかる。
その声に振り向く。
「お待たせしました」
申し訳なさそうに彼を見つめる。
「・・いや・・・」
そう呟き、速水は再び、月を見つめた。
「・・・月見をするにはもってこいの月だな」
マヤもテラスに出て、彼の隣で月を見つめる。
「・・・えぇ。本当に・・・」
そう言い、儚く微笑んだ彼女の横顔が大人びて見える。
「・・・綺麗だ・・・」
小さく口にする。
「・・・本当。綺麗な月ですね」
マヤの言葉に”月じゃなくて、君が綺麗だ”と言い直しそうになったが、違う言葉を口にしていた。
「・・・話があると聞いたが?」
真澄の言葉に脈が上がる。頬が真っ赤に火照りそうになる。
「・・・あの・・・」
彼を見つめる。
「うん?」
彼女の言葉に、彼も彼女を見つめた。
互いの視線が絡み合う。

そして、マヤは口を開いた・・・。

「・・あなたが好きです・・・」






                      つづく






【後書き】
まこと様、大変お待たせ致しました!!!リクエストを頂いてから一月とちょっと・・・。
当初の予定では2月中にアップでしたが・・・すみません。いろいろと寄り道してしまいました(笑)
はぁぁ。しかし、続き物にしてしまった・・・。無事に書き終わるかしら(不安)

このお話の続き、なるべく早くアップさせたいですが・・・う・・・ん、ちょっと難しいかもしれません(苦笑)
早く書き終われるように、努力は致します。

次回はマヤちゃんが不幸のどん底に・・・(笑)



ここまでお付き合い下さった方、ありがとうございました♪



2002.3.19.
Cat







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