DISCLAIMER:The characters and situations ofthe television program
"The x-files" arethecreation and property of Chris Carter,
FOX Broadcasting and Ten-Thirteen productions
,No copyright infringement is intended.
 
 
 
TITLE:始まりと終わりの果てに「変化」
AUTHOR:cat
警告:このお話の中には一部肉体的な描写が含まれます。そのような趣旨を好まない方、
また18歳未満の方は読み進まないで下さい。一切の苦情は受けつけません。
 
 
 
 
 
なぜ、こんなに胸の奥が切ない・・・?
なぜ、こんなに体が熱い・・・?
俺を見つめる・・・真っ直ぐな蒼い瞳・・・。
君の瞳の中に写るのは・・・モルダ−としての俺か?それとも・・・。
 
 
 
 
 
    
 
           始まりと終わり果てに 「変化」
 
 
 
 
 

「・・・すまない」
ジェイクはそう言い、スカリ−から離れた。
「モルダ− ?」
スカリ−は寂しそうにジェイクを見た。
「・・・言ったはずだ。俺はモルダ−じゃない。今のは気の迷いだ」
そう言い捨てるとジェイクは部屋を出た。
 

******
 

「スカリ−捜査官の行方はまだわからんのか!」
スキナ−は苛立ったように捜査官に怒鳴り散らした。
「彼女が失踪してからもう一週間が経つんだぞ」
「・・・全米中を捜索していますが・・・これといった手かがりは・・・まだ・・・」
捜査官は力なく答えた。
「・・・怒鳴ったりしてすまなかった」
スキナ−は疲れきった捜査官の顔を見て、小さく言った。
「引き続き、彼女の捜索を続けてくれ」
「はい」
捜査官たちは声をそろえて返事をすると副長官室を出た。
 
「くそっ!」
誰もいなくなるとスキナ−は小さく悪態をつき、眼鏡を外した。
 
「探しても無駄さ、彼女は死んだよ」
どこからともなく声がする。
「クライチェック!」
スキナ−は眼鏡をかけ、正面の戸口に立つ男を見た。
「俺の相棒が始末した所だ」
「貴様!!」
スキナ−は鋭くクライチェックを睨んだ。
「俺にそんな態度をとっていいのか?」
クライチェックはリモコンを取り出した。
「あんたの命は俺の手の中にある」
そう言い、クライチェックはリモコンを弄りだした。
「うっ」
突然、スキナ−の体に激痛が走る。
スキナ−はたまらなく、椅子から倒れた。
「・・・あんたに一つ頼みがある」
クライチェックはスキナ−の側に近づき、屈み込んだ。
「・・・消してもらいたい人物がいる」
「消す?私に人殺しのマネをさせるというのかね」
スキナ−は額に冷や汗を浮かべながら、答えた。
「・・・言っておくが、これはお願いじゃなく、命令だ。あんたに選択の余地はない」
そう言い、尚もリモコンを弄った。
スキナ−の激痛は頂点に達する。
「・・・断るという事は・・・おまえの死を表す」
クライチェックは冷たくスキナ−を睨んだ。
 
 
 
******
 

「・・・う・・ん・・・」<

BR>部屋にうなされるジェイクの声が響いていた。
スカリ−はその声に目を覚まし、ベットから起き上がった。
しかし、手錠をベットと繋がれている彼女にはカウチで寝ている彼は遠かった。
スカリ−はベットサイドのランブを点け、手錠の鍵になりそうなモノを探した。
そして、スカリ−の目に側に置かれた手錠の鍵らしきものが入った。
素早く、鍵を取り、手錠を取る。

 
「・・・モルダ−・・・しっかりして・・・」
カウチで眠っている彼の頬に触れる。
その表情は苦痛に歪み、酷く汗をかいていた。
「・・・う・・・ん・・・」
苦しそうな様子に、スカリ−は涙が流れそうになる。
「・・・モルダ−、私はここよ!モルダ−、しっかり!」
カウチの前に膝まづき、彼の頭を抱きしめる。
「・・・いくな・・・どこにも・・・いかないでくれ・・・」
途切れ、途切れに聞こえる言葉と、荒くなる呼吸に、スカリ−はぎゅっと彼を抱きしめた。
「・・・どこにも行かない・・・あなたのそばにずっといるわ・・・」
額にそっとキスをし、スカリ−は彼に寄り添うように身を重ねた。
 
 
 
******
 

「う・・・ん・・・」
 
ジェィクは人肌の柔らかな感触と暖かさを感じた。
目を開けると、そこには彼を抱きしめたまま静かに眠っているスカリ−の姿が目に入った。
真近で感じる彼女の鼓動に、ドキッとする。
そして、突然、彼女を愛しく感じる。
心の底に眠っていた熱い感情が呼び起こされる。
ジェイクは起き上がり、衝動にかられるまま彼女を強く抱きしめた。
 
愛している・・・。
 
彼の中で確信が生まれる。
 
愛している・・・。
 
出会った時から感じていたものが何だったのかに気づく。
 
愛している・・・。
 
否定し続けていた気持ちが溢れ出す。
もう、どうしようもない程に・・・止めどなく溢れ出る。
感情が高まり、彼の瞳から涙の雫が一つ毀れ落ちた。
「うん・・」
頬に流れる雫の感触にスカリ−は目を開けた。
彼に抱きしめられている事にハッとする。
 
「・・・モルダ−・・・」
スカリ−は彼の瞳を見つめた。
「・・・君が俺を見ていない事は知っている・・・」
ジェイクは苦しそうにスカリ−を見つめた。
「・・・君が望むのなら・・・モルダ−になってもいい・・・彼の身代わりでもいい・・・それでも・・・俺は・・・」
そう言うとジェイクはスカリ−の唇を奪った。
「う・・・んっ」
躊躇うように触れ合う唇の感触に、スカリ−の胸はいっぱいになった。
「・・もう・・・君を抱かずにはいられない・・・」
そう言い、ジェイクはスカリ−を抱き上げ、ベットにそっと寝かせた。
「・・・モルダ−・・・」
「いやなら言ってくれ・・・引き返せるうちに」
ベットに広がるスカリ−の髪に触れ、囁く。
「・・・いやだなんて・・・来て・・・」
スカリ−は彼の首に腕を絡ませた。
「・・・私を愛して・・・」
スカリ−は迷いのない瞳で彼を見つめた。
その言葉に躊躇うように彼女の白い首筋に唇を滑らせる。
 
「・・・あっ」
 
甘い声が漏れる。
彼女のブラウスのボタンを慎重に外し、優しく唇で体を辿る。
真っ白な肌に彼の愛する痕を残していく。
首筋から鎖骨、鎖骨から胸へ夢中で唇を滑らせ、自分のYシャツも脱ぎ捨てる。
そして、彼女の上半身から、全てを脱ぎ去ると、ジェイクはじっと見つめた。
その視線に羞恥心を感じ、スカリ−は胸を手で隠した。
「・・・あんまり、見つめないで」
「どうして?こんなに綺麗なのに・・・」
そう言い、ス

カリ−の腕を掴み、胸を開放した。
形の良い大きなバストが彼を見つめる。
スカリ−の頬は僅かに赤くなった。
「・・・綺麗だ・・・」
彼女の耳元で囁き、胸の頂上に唇を這わせた。
「あっ」
彼から与えられた快楽にスカリ−の体は微かに震えた。
彼は胸の間に顔を埋め、ため息を漏らした。
「どうしたの?」
動きが止まった彼に不安そうに囁く。
「・・・君を感じているんだ・・・暫くこのままで」
「・・・えぇ」
スカリ−は彼の茶色の髪を撫で、目を閉じ、重なり合う肌と肌の感触を感じた。
「・・・君への愛しさで・・・胸が潰れそうだ」
感極まったように囁き、ジェイクは彼女の唇を再び塞いだ。
そして、手は彼女の脚の間へ伸びていった。
「あっ」
突然、ショ−ツに手を入れられ、スカリ−はビクっとした。
「・・・痛かった?」
唇を離すと、心配そうに彼は彼女を見つめた。
スカリ−は首を大きく横に振った。
「ううん。驚いたの・・・あなたの指が・・・私の中に入ったから。それに随分久しぶりだったから」
頬を赤らめ、恥らうようにスカリ−が言う。
「・・・僕を感じる?」
ジェイクはそう言い、脚の間に入れた指を動かした。
「あっ・・・感じるわ・・・」
「僕も・・・君が濡れていくのを感じる・・・」
そう言い、彼は固くなった彼女の蕾の周りを何度もなぞった。
「あっ」
眩暈がしそうな程の甘い感覚に、スカリ−は腰を浮かせた。
「・・・あなたが欲しい・・・あなたと一つになりたい・・・」
スカリ−は焦るように言った。
「・・・いいのかい?・・・まだ痛いかも?」
「いいの。早くあなたを感じたいから・・・」
そう言い、手を彼の下半身へと走らせた。
「あっ」
ジェイクの唇から甘い吐息が漏れる。
「お願い・・・あなたを私の中に入れて・・・」
スカリ−は彼のズボンのファスナ−を下ろし、固くなっている彼自身を解放した。
「・≠ス。
「あっ」
ジェイクの唇から甘い吐息が漏れる。
「お願い・・・あなたを私の中に入れて・・・」
スカリ−は彼のズボンのファスナ−を下ろし、固くなっている彼自身を解放した。
「・・・本当に・・・いいのかい?」
彼の問いにスカリ−は真っ直ぐ見つめ頷いた。
彼女の瞳に迷いがない事を知ると、彼は腰を彼女につけ始めた。
そして、ゆっくりと彼女の中に進んでいく。
「・・・うんっ・・・」
スカリ−の表情が苦痛に歪む。
彼は慌てて、途中まで入れた自分を抜いた。
「・・・すまない・・・」
「謝らないで」
スカリ−は不安そうに自分を見つめるジェイクを引き寄せ、唇を重ねた。
「・・・あなたを感じたいの・・・」
唇を離し、スカリ−は彼の耳元で囁いた。
彼女の言葉を聞くと、彼は唇を彼女の脚の間に滑らせた。
「・・・あっっ!」
甘い感覚にスカリ−はシ−ツを掴み、枕に顔を埋めた。
彼の唇は彼女の花びらを割っていく。
甘い蜜が溢れ出す。
やがて、彼が彼女の蜜を吸う音が部屋に響く。
スカリ−は恥ずかしさと、めまぐるしい快楽の波に体の芯が熱くなった。
「・・・お願い・・・もう、我慢できない・・・早く・・・」
焦燥感に満ちた彼女の声が響く。
彼女の絶頂が限界に達している事を感じると、ジェイクは花びらから唇を離し、ズホンごと下着を脱ぎ捨てると固くなった彼のモノを彼女の中に挿入した。
「あぁぁぁっっ!!んっっ!」
全身を駆け巡る甘い痺れに彼女は唇を強く噛んだ。
彼女の中に入った彼はその甘い感覚にさらに自分自身を大きく、固くさせた。
そして、彼女の最深に身を沈めると、彼は動きを止め、暫く彼女と一つになっている感覚に酔いしれた。
「今・・・動いたら、いってしまいそうだわ」
スカリ−は彼の瞳を見つめ冗談ぽく囁いた。
「・・・じゃあ、暫くこうしてる?」
ジェイク は優しくスカリ−を見つめた。
「・・・あなたが耐えられるのなら」
「・・・君の為なら耐える」
彼はそう言い優しい笑顔を溢し、彼女の胸に顔を沈めじっと重なり合う鼓動に耳を傾けた。
「・・・あなたの存在を強く感じるわ・・・私の中にいるあなたを・・・私の中で鼓動を打っている」
「僕も・・・君を感じる・・・君の柔らかい温もりに包まれ、気を失いそうだ」
「・・・ねぇ、動いて・・・もっとあなたを強く感じたい・・・」
スカリ−は彼のブラウンの髪を撫でながら囁いた。
「・・・いいのかい?」
「えぇ・・・いいわ」
スカリ−の言葉を聞くとジェイクは彼女の胸の間から起き上がり、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「・・・あっっあっっあっっあっっ」
彼女の切迫したよう甘い吐息が漏れる。
ジェイクの背中に腕を回すと強く爪を立て、彼女は必死に快楽の波に耐えた。
そして、彼の表情から余裕はなくなり、彼女を揺らすスピ−ドがあがる。

 
「あぁぁぁぁっっっっっっ!!」
 
二人一緒に悲鳴をあげる。
次の瞬間、彼は彼女の中に自分を解き放った。
彼が放つ命の泉が彼女の奥へと注ぎこまれる。
その何とも言い尽くせない甘い感覚にスカリ−は暫く口がきけなかった。
二人は暫く身を重ね合っていた。
 
 
 
******
 

「・・・まさか」
スキナ−はクライチェックから渡されたファイルを見つめ驚きを口にした。
その様子に、クライチェックは口の端を上げた。
「・・・誰かに似ていると思うが・・・そいつは別人だ・・・」
スキナ−の無言の問いかけに答える。
「モルダ−はもうこの世には存在しない。そして、あんたのかわいい部下を始末したのはそいつだ」
その言葉にスキナ−の表情は凍りつく。
「スカリ−を・・・彼がやったと言&#x3046;のか!?」
「あぁ・・・俺の言う事が信じられないのなら、彼に直接聞いてみるといい」
クライチェックは不敵に笑った。
 
 
 
******
 

ジェィクは自分の腕の中で静かに眠るスカリ−を見つめた。
「・・・モルダ−・・・」
小さくその名を呟く。
その瞬間、彼の胸の中に切なさが募った。
「・・・君が誰を愛していてもいい・・・誰の代わりでもいい・・・愛している・・・」
そう言うと、彼は彼女の頬に優しくキスをし、ベットから出た。
「・・・命があったら・・・また会おう」
意を決したように呟くと、彼は服を身につけ、部屋を出た。
 
 
 
******
 

「逃げたと思ったよ」
ジェイクがオフィスに行くと、クライチェックが彼に声をかけた。
「・・・まだやる事があるからな」
「やる事?」
「・・・真実を知る事だ」
「・・・真実か・・・奴みたいな事言うんだな」
クライチェックは軽く笑った。
「俺に何をしたか答えろ!」
そう言い、ジェイクはクライチェックに銃口を向けた。
「おいおい。相棒を撃つつもりか?」
銃を向けられても彼の表情には余裕があった。
「あぁ・・・」
鋭く、クライチェックを睨む。
「いいだろ・・・真実を言う前聞きたい事がある」
「何だ」
「ダナ・スカリ−の事だ・・・本当に彼女を始末したのか?」
「・・・あぁ。始末した」
ジェイクの言葉を聞くとクライチェックはなぜか笑みを浮かべた。
「聞いただろ!こいつがあんたの可愛い部下の命を奪ったんだ!」
クライチェックがそう叫ぶと、突然ジェイクの背中に銃口があてられた。
「・・・モルダ−・・・今のは本当なのか?」
スキナ−は苦渋に満ちた表情を浮かべた。
「・・・あんたは?」
クライチェックに銃口を向けたまま、ジェイクは振り向いた。
そこには見知らぬ男が立っていた。
男は悲しそうにジェイクを見ていた。
「私を覚えていないのか?」
「言っただろ・・・こいつはモルダ−に似ているが別人だと」
スキナ−の問いにクライチェックが答える。
「さあ、スキナ−、躊躇わず、引き金を引け、そいつはスカリ−を殺した男だ」
スキナ−を煽るように、クライチェックが言う。
スキナ−は一瞬、目閉じ、そして引き金を引いた。
 
バンッ!!
 
銃声が響き、

硝煙の匂いが部屋を包んだ。

 
 
 
 
 
To be continued
 
 
 
 
 
 
 

【後書き】
予告通り18禁です(笑)でも、今回は濃くなかったかも・・・(苦笑)
何だかここまで、ひたすら勢いで書いてしまいました。ここまで書く事にハマれる自分がちょっと恐いです(笑)
久々に書いていて楽しいです♪
さてジェイクとモルダ−は同一人物なのか?スキナ−は誰を撃ったのか?
次回に続きます♪♪
 

ここまで駄作に付き合ってくれた方、感謝します♪
ご意見・ご感想など頂けると嬉しいです♪
 

2001.5.7.
 
Cat

 



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