気持ち〜マヤちゃん編〜


Painted by SAYAN様
 

 大嫌い!!


  あんなヤツ・・・。
  大都芸能の冷血仕事虫!!
  母さんの仇で・・・。

  いつも、私をからかって・・・。
  いつも、傷つけられるような事を言われて・・・。
  その度にアイツを見返してやろって、思って・・・。

  あんなヤツ大嫌い!!

  嫌いよ!!嫌いなのに・・・。

  時々見せる優しい表情や、瞳に訳のわからない気持ちになる。
  今まで沢山酷い事をされてきたのに・・・。

  なのに・・・。

  「やぁ、チビちゃん、奇遇だな」
  いつもの、決まり文句で、アイツが私に話し掛けてくる。
  いつもと変わらない表情で・・・。
  学校帰りに偶然会ってしまった。
  アイツの隣には黒のイブニングドレスが似合う大人の女性が立っている。
  悔しい程、よく似合うカップル。
  美男美女って、こういう事を言うのね・・・何て思いながら、少し、胸が痛い。
  「えぇ。そうですね。速水さんはこれからパ−ティ−か何かですか?」
  ムカつく程、タキシ−ドが似合うアイツを見上げて、トゲトゲしく言う。
  「あぁ。まあな。チビちゃんは学校帰りかな」
  アイツはクスリと笑みを零して、制服姿の私を見つめる。
  また、バカにされた・・・。
  本当、嫌なヤツ!!
  会えば、嫌味ばっかり言って・・・。人の事からかって・・・。
  「えぇ。見ての通りです。」
  「中々似合うよ。君の制服姿」
  そう言ったアイツの瞳が、優しいから、また妙な気持ちになってくる。
  キライよ!!大キライ!!私の気持ちをかき乱すあなたなんか・・・。
  「真澄さん、そろそろ行かないと」
  隣に立つ女が、甘えたような声で、彼をせかす。
  ヤダ・・・胸が痛い・・・。
  「あぁ」
  彼は女の方を向き、二言、三言言葉を交わす。
  やめて、そんな表情しないで・・・。
  冷血漢のあなたが・・・そんな、優しそうな表情を浮べるなんて・・・似合わない!
  「そう、じゃあ、すぐ来てね」
  そう言い、女は彼の唇に軽く自分の唇を重ねる。
  悲しい程、絵になるキスシ−ン・・・。
  ヤダ!やめて!!!
  どうして、そんな表情浮べるの?
  どうして、そんなふうに彼女を見るの?
  私には絶対向けられない瞳、表情なんて見たくない!
  あなたなんて大嫌いよ!
  「うん?どうした?顔色が悪いぞ」
  女がいなくなると、今度は私を見つめる。
  一歩、私に近づいて、彼の大きな手の平で額に触れた。

  温かい手・・・。
  大きな手・・・。
  嫌いなのに、どうして触れられただけで胸が痛むんだろう。

  「だ、大丈夫です!」
  反射的に、彼の手を払う。
  赤くなりそうな顔を見られたくなくて、下を向く。
  彼に触れられた場所が、火が出でいるように熱い。
  全身の脈が信じられないような速さで打ち付ける。
  「・・・本当に?」
  心配そうな表情を浮べて私を見つめる。
  こんな瞬間、胸が痛くてたまらない・・・。
  呼吸をするのも苦しい・・・。
  はぁぁ・・・何だか、眩暈がする。

  そう思った瞬間、目の前が真っ暗になった。




  次に見えたのはどこかの天井・・・。
  薄暗い部屋の中で、感じる人の気配・・・。
  ハッとしてベットから起き上がると、ベットサイドの椅子に腰掛けて、転寝をしている彼がいた。

  長い睫・・・。
  穏やかな寝顔・・・。
  月明かりに照らされた表情の美しさにドキっとしてしまう。

  本当、綺麗な顔立ちをしているな・・・。
  社長なんかをやるよりも、モデルとか、俳優とかをしいる方が似合う気がする。

  「・・・気づいたか?」
  ゆっくりと、目蓋を開け、彼が口にする。
  不意に視線が合い、急に恥ずかしくなる。
  「・・・ここは?」
  彼から視線を逸らして、俯きながら、口にする。
  「・・・病院だ。急に、君が倒れて・・・。だから、連れて来た。過労だそうだ。君ちゃんと、食事してるか?睡眠とっているか?」
  ベットサイドの電気をつけながら、彼が言う。
  そういえば、ここの所今度やる芝居の準備をしていて、眠っていなかった気がする。
  「・・・公演が近づいていたので・・・忘れてました」
  私の言葉を聞くと、額に手をあて、呆れたようなため息をつく。そんな仕草の一つ、一つにも何だか妙な気持ちになってくる。
  きっと、疲れてるから、いつもよりも彼が優しく見えるのよ。騙されちゃいけない。
  彼は嫌なヤツなんだから。
  「・・・芝居になると、何も目に入らないのは君のいい所でもあり、悪い所でもあるな。一人前の役者なら、自分の体の健康管理ができて当然だ」
  少し厳しい声で言った彼の言葉が、いつもの意地悪には何だか聞こえなかった。
  「・・・すみません」
  何と言ったらいいのかわからなくて、私はそう答える。
  「今度からは気をつけるように」
  ポンと、私の頭を軽く撫で、親が子供に諭すように言う。
  「やめて下さい!私、そんなに子供じゃありません」
  何だか、馬鹿にされたようで、 膨れっ面を浮べて、彼の腕を払った。
  そんな私に、彼が笑い出す。
  あぁ、またいつもの笑い声・・・。
  何がそんなに可笑しいの?どうしてそんな無防備な笑顔を見せるの?
  わからない。あなたがわからない・・・。
  「さて、点滴もそろそろ終わりみたいだし、送っていこう」
  看護婦が私の腕から点滴針を見ながら、彼が言う。
  「一人で帰れます」
  今夜はこれ以上彼とは一緒にいたくなった。今日の彼は優しすぎるから・・・。
  「駄目だ、こんな時間に未成年を一人で帰す訳にはいかない」
  そう言われて、時計を見ると、夜11時を回っていた。
  「・・・速水さん、パ−ティ−は?」
  ふと、タキシ−ドを着崩した彼の姿が目に止まる。
  「キャンセルした。病人をほっとく程、俺は冷酷じゃないからな」

  キャンセル?
  まさか、ずっとついていてくれたの?

  「さぁ、行くぞ」
  何も言えず、彼を見つめていると、彼は椅子から立ち上がって、私を支えるように肩を抱いた。
  思わぬ距離にまた、心臓が早く鼓動を刻む。
  仄かに香るコロンと煙草の香に包まれて、また、眩暈がしそうになった。
 


  「本当に、すみませんでした」
  運転する彼に、やっと出た言葉。
  「今日は、素直だな」
  申し訳なさそうに謝る私に、クスリと笑みを零す。
  「私だって、素直に謝る時があるんです!そこまで、性格曲がってません」
  「それは失礼した」
  可笑しそうにまた彼が笑う。
  キライ!その余裕たっぷりな笑みが・・・。
  私とは全く違う世界に住んでいる人・・・。
  彼から見れば、私は本当に子供なんだと・・・思い知らされる。
  それが、なぜか悲しい・・・。
  「・・・気にするな。大したパ−ティ−じゃないから。俺も今夜はあまり乗り気じゃなかったしな」
  黙りこくった私を気づかうように彼が言う。

  どうして・・・今日は優しいの?
  何だか、調子が狂うじゃない・・・。
  いつものようにからかってよ。そんな瞳で見つめないでよ。
  
  「気にするなと言われても・・・。何か、お詫びがしたいです」
  「お詫び?君が俺にか?」
  驚いたように言い、苦笑を浮べる。
  「だって、速水さんに貸しを作るようで、落ち着きません」
  「ハハハハ。なるほどな」
  私の言葉に可笑しそうに声をあげて笑う。
  何もそんなに、笑わなくも・・・。
  「チビちゃん、明日は学校は休みか?」
  笑い終わると、何かを思いついたように、彼が言う。
  「えぇ。はい。土日は休みです。明日は稽古の方もお休みです」

  「・・・海を見に行かないか?」






  空と海の彼方から太陽がゆっくりと、登り始めていた。
  「わぁぁ」
  自然の美しさに、思わず、感嘆の声をあげる。
  白い砂浜に座りながら、自然の奇跡を見つめる。
  隣に座る彼も、また眩しそうに海を見つめていた。
  「俺のお気に入りの場所だ。ここにいると、日常の煩わしい事をも忘れられる」
  一瞬、辛そうに眉を潜めた表情に、胸が早くなる。
  「・・・いいんですか。私なんかを連れて来て。これじゃ、また速水さんに貸しを作ったみたい」
  「君がいいんだ・・・。君といると、落ち着く・・・」
  穏やかな瞳に、胸がまた苦しくなる。
  「・・・そんな事言ったら、恋人に怒られちゃいますよ」
  彼から視線を逸らし、おどけたように言葉を繋ぐ。
  「・・・恋人?」
  不思議そうな表情を彼が浮べる。
  「一緒にパ−ティ−に行こうとしていた綺麗な女性は、速水さんの恋人でしょ?」
  軽やかにに交わされたキスシ−ンが頭を掠める。
  「・・・恋人はいない。彼女はただののパ−ティ−の相手。それだけだ」
  その言葉に嬉しいと思う気持ちと、何だか釈然としないものがあった。
  「ただのパ−ティ−の相手にキスするんですか?」
  思わず出た言葉に、口を抑える。

  やだ・・・。
  まるで、私、嫉妬しているみたいじゃない・・・。

  「今のは忘れて下さい」
  彼の顔を見るのが怖くて、私は海に向かって歩いた。
  靴と、靴下を脱ぎ、裸足で、砂浜を歩き、海の中に入る。
  「キャッ!」
  心地よい、冷たさに声をあげ、スカ−トの裾を持って、歩き回る。
  「制服が濡れるぞ」
  砂浜から彼が私に声をかける。
  「気持ちいいですよ!速水さんも来てみて!」
  そう言い、彼に向けて、掴んだ海の雫をかける。
  「あっ、やったな!よし!」
  靴と靴下を脱ぎ、ズボンの裾をまくり彼も海の中に入った。お返しだと言わんばかりに、彼が私に海水をかける。
  「きゃっ!」
  見事に命中して、びしょびしょになる。
  「ははははは」
  可笑しそうに彼が笑い出す。
  そんな彼に、おもいっきり、水をかける。
  「あっ」
  彼もびしょびしょに濡れる。
  「ははははは。お返しですよ」
  何だか、楽しくて、笑いが込み上げてくる。
  お互いに何度も、水をかけあって、笑い合う。

  あの冷血漢とこんな事をしているなんて・・・何だか、信じられない。
  普段は浮べない、無邪気な彼の笑顔・・・。
  本当は優しい人なんだ・・・と、気づきかけていたものに気づく。
  もっと素直になればいいじゃないと心が私に言う。
  
  「危ない!」
  突然、大きな波に襲われ、倒れそうになる。
  目を閉じ、何かに捕まる。
  「・・・大丈夫か?」
  目を開けると、一緒に波を被って、髪の毛までぐっしょりと濡れた彼がいた。
  至近距離に彼を感じて、胸がざわめく。
  しっかりと、私を支える腕に、体が熱くなる。
  じっと、見つめ合う視線に体が動かない。
  頭の中が真っ白になって・・・。
  彼の顔が近づく・・・。

  「このままじゃ、風邪ひくな」
  重なりそうになった唇を逸らして、彼が言う。
  私から離れ、砂浜に向かう。
  何だか、悲しかった。
  急に現実に戻されたような切なさが胸をしめつける。

  キライな相手なのに・・・。
  憎んでいたはずなのに・・・。
  自分の気持ちがわからない・・・。
  感情がぐちゃぐちゃになって、泣きそうになる。





  「着替えはこれを使ってくれ」
  近くにあるという彼の別荘に行くと、私には大きめのバジャマを渡された。
  「濡れたものは乾燥機に入れといてくれ。バスル−ムはこっちだ」
  タオルで濡れた頭をゴシゴシと拭きながら彼が言う。
  「あの、私が先でいいんですか?速水さんも濡れてるのに」
  「何だ?俺の心配をしてくれのか?だったら、一緒に入るか?」
  彼の言葉に思わず、頬が赤くなる。
  「冗談じゃありません!誰があなたとなんか!」
  恥ずかしさに、声を荒げる。
  「ハハハハ。だったら、早く入って来い。後がつっかえているんだからな」
  彼はいつもの調子で言い、バスル−ムのドアをしめた。。


  「あの、シャワ−ありがとうございました」
  渡された、大きめのパジャマを着て、リビングに行く。
  一瞬、彼が何かに驚いたようにじっと私を見つめる。そんなに私は可笑しな姿をしているのだろうか。
  「いいえ。どういたしまして。さて、じゃ、入ってくるか。君は適当にくつろいでいてくれ」
  視線を逸らし、彼はバスル−ムへと消えていった。
  ソファ−に横になり、ぼんやりと、テレビを見つめる。
  急に眠気に襲われ、目蓋が重くなってくる。ここが彼の別荘だと言う事も忘れ、私は夢の世界に旅立った。


  「うぅ−ん」
  久しぶりによく眠ったなぁと目を開けてみると、目の前には彼の寝顔があった。
  突然の事に心臓がバクバクとなりだす。
  「・・・ど、どうして?」
  腰にはしっかりと、逞しい彼の腕が回されていた。
  ソファ−にいたはずが、なぜかベットの上だった。
  規則正しい、彼の鼓動と、微かな寝息が聞こえてくる。

  「・・・う・・ん・・。起きたのか?」
  眠そうに彼が目蓋をあける。
  腰に巻かれていた腕を放し、起き上がる。
  「あの、一体・・・」
  不安そうに言葉を口にする。

  「あぁ。君が気持ち良さそうに眠っていたから、何だか、俺も眠くなってな・・・。
  ベットに運んできたついでに、眠ってしまったらしい。安心しろ、何もしてないから。まぁ、チビちゃん相手に
  その気になる事はないがな」
  軽く笑い飛ばされ、何だか、心が痛かった。

  私は速水さんにとってはいつまでも子供・・・。
  恋愛の相手になる事はない・・・。
  そんな現実がなぜか胸に刺さった。

  「もしも、抱いて下さいって、言ったらどうしますか?」
  じっと、彼の瞳を見つめる。
  凍りついたように、彼が私を見る。

  「・・・大人をからかうんじゃない」
  暫く見つめ合った後、彼が口にする。
  「からかってなんていません。本気です」
  もう、止まらなかった・・・。
  この思いがなんなのかわからないけど・・・。
  速水さんが欲しくてたまらない・・・。
  心の中がいっぱい彼で溢れる。
  一体、どうしてしまったんだろう・・・。

  彼は腕を伸ばすと、無言で、私を抱き寄せる。
  これ以上ないというほど、体を密着させるように抱きしめられる。
  彼の体温を感じる。
  そして、有無も言わせぬ、激しいキス。
  唇と唇が重なる。
  初めて知るキスに体の芯が熱くなる。
  彼の唇が、舌が、私の全てを吸い尽くすように動きまわる。
  「・・・う・・ん・・っ」
  体中の力が抜けて、立っていられなくなる。
  ベットに押し倒され、苦しいほどのキスを受ける。
  彼の指先が体を滑っていく・・・。
  パジャマのボタンを外され、何もつけていない胸が露になる。
  その瞬間、恥ずかしさに襲われた。
  「やっ、やめて!」
  そう口にした瞬間、彼の唇が離れる。
  「どうした?急に怖くなったか?」
  布団で胸を隠し、彼から視線を逸らす。
  「・・・むやみに”抱いて”などとは言わない事だな。”やめて”と言って簡単にやめるヤツはいない。
  好奇心だけで抱かれても全然いい事はないからな」
  悔しい・・・。そんなふうにしか思ってもらえないなんて。好奇心だなんて・・・酷い!
  こんな事になっても、彼は冷静な瞳で私を見る。
  「だって・・・速水さんが、私を子供扱いするから」
  訳のわからない感情に心が支配される。
  切なくて、苦しくて・・・涙が溢れてくる。
  「私、変なんです。胸が苦しくて、痛くて・・・。 昨日、あなたがキスされているのを見てから変なんです。
  あなたの事なんて嫌いなのに・・・。でも、切なくて・・・。あなたの一つ一つの仕草や、行動に胸がドキドキして・・・。
  どうして、こんな気持ちになるのかわからないけど・・・。でも、私、好奇心で、あなたに抱かれようとしたんじゃない。
  あなたに、ぎゅっと優しく抱きしめてもらいたくて、あなたに触れたくて・・・」
  涙で声が詰まる。
  自分が何を言っているのか、もうわからない。
  たまらなく胸が痛い・・・。
  感情に支配されて、何も考えられない。
  「・・・マヤ・・・」
  突然、強く抱きしめられる。
  「まさか、君からそんな言葉を聞くとは思わなかった・・・。君に憎まれていると思っていたから、君に嫌われていると思っていたから・・・」
  頬を包むように彼の手が触れる。
  「まいったな・・・。凄い口説き文句だ・・・。さすがの俺も君にはどうしようもなくなってしまう」
  苦笑を浮かべ、優しい瞳で見つめられる。
  「君が今抱えている感情をなんて言うか知ってるかい?」
  「えっ」
  「俺も君と同じ、気持ちだからわかる」
  「同じ気持ち?」
  「・・・愛してる。君が愛しくてたまらない」
  そう言われ、さっきのキスとは違う優しいキスで彼が私を包む。

  ”愛してる”
  そうか、私、速水さんの事を愛しているんだ。
  やっと、気づいた気持ちに、彼への愛しさが募る。
  彼の言葉で苦しかった思いが恋しさへと変わりはじめる。
  素直になれなかった思いが堤防を壊すように、心の中に注がれていく。

  「・・・速水さん、私も愛してます」
  唇を放すと、素直な想いを口にし、見つめる。 
  私の言葉に彼は優しく微笑んでいた。






                                    真澄様バ−ジョン



【後書き】
キライも好きのうちなんて良く言いますよね(笑)
真澄様に”大嫌い”なんていうマヤちゃん実は好きだったりします(笑)で、その後、落ち込む真澄様・・・ツボです(笑)
今回は高校生のマヤちゃんの視点から書いてみました。
次は、真澄様の視点から書いてみようかな・・・と思ってます♪


ここまで、お付きあいくれた方、ありがとうございました♪♪

2001.9.10.
Cat



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