私は待っている。。。
まだ見ぬ生涯の相手を・・・。
きっと、この地上のどこかにあなたは存在する。。。
私だけのあなた。。。
あなただけの私。。。
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「別れよう」
今年に入って3人目に付き合った男が口にする。
「・・・いいわ。さよなら」
口にしていた煙草を灰皿に押し付け、口にする。
悲しかったけど、未練はない。
男に背を向け、歩き出す。
はぁぁ・・・この人もハズレ・・・か。
そんな気持ちが心の中に広がる。
本当にいるのだろうか・・・。
私だけの相手。
生涯を連れ添うただ一人の人に・・・。
そんなの幻想かもしれない・・・。
社会に出て、現実に追われる日々を送って・・・疲れ果てる毎日。
でも、信じたい。
私だけの”あなた”がいる事を・・・。
私だけを見つめ、私だけを愛する。
毎日甘い言葉を囁き合い、体を繋げあう。
愛しさに溺れる・・・そんな日々がある事を信じたい。
夢だと笑われてもいい。
永遠にそんな相手に会えないかもしれない。
でも、それでも私は待ち続ける。
私だけの”あなた”を・・・。
THE END
後書き
ポエムチックになってしまいました(^^;
いやぁぁ・・・何が書きたかったんでしょうね(苦笑)
本当はもっと、話を展開させるつもりだったんですけど・・・。
何だか乙女チックなものを書いてしまいました(照)
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。
Cat