========================================= 注意! ・テンション高めのコメディタッチです(笑) ・全て勢い話ですので、軽く笑い飛ばしてください〜(汗) ========================================= 深 夜 の イ タ ズ ラ ♪ AUTHOR mikan - 1 - 深夜。ベッドの中で目を覚ますと、隣でマヤが肩を震わせて、座っていた。 「マヤ?」 と声をかけると、ビクッとして俺の方を見る。 声を押し殺しているのか、両手で口を押さえている。そして、目には涙が光っていた。 「どうした?」 その涙に驚き、彼女を見つめる。 「・・・は、速水さん・・・」 震える声でマヤが言う。 「何かあったのか?」 と彼女に手を伸ばそうとした瞬間、彼女がベッドから飛びのく。 「マヤ???」 「・・・そ・・・そんな顔で私を見ないで!!」 と言って、ベッドルームを飛び出していくマヤ。 呆気に取られる真澄。「そんな顔って・・・どういうことだ?」 と近くにある鏡を覗くと・・・。 「マヤ!!!!!」 真澄が怒りをあらわにして、マヤを追いかける。 「ご、ごめんなさ〜い!つい出来心で〜(笑)」逃げながら謝るマヤ。 じ・つ・は♪ 眠っていた真澄の瞼に目を描き、それを見てマヤは爆笑していたのであった♪(笑) - 2 - 深夜。目を覚ますと、隣で彼が優しく微笑みかけていた。 「速水さん・・起きていたんですか?」 私の問いに、「あぁ・・君の寝顔を見ていたんだ・・・」 と言って、クスリと笑う彼。 その笑みに、何か嫌な予感がした。慌てて飛び起き、近くの鏡を覗き込む。と、そこにはいつもの私の顔が映っているだけ。 「おいおい・・誰かさんじゃないんだから、顔に落書きなんてしないぞ。」 その言葉に、彼を疑ったことを申し訳なく思う。 「ご、ごめんなさい・・」 そうよね・・速水さんは大人だし・・ この前の落書きだって、もう許してくれたしね・・ 「それより、だいぶ汗をかいていたみたいだが・・シャワーでもあびてきたらどうだ?」 パジャマ姿のまま立ち尽くしている私に彼が優しく言う。 「あっ・・それじゃ、ちょっと浴びてきますね。」 素直に彼の言うとおりに、バスルームへ行き、汗を吸ったパジャマを脱ぐと・・・ 「なっ!!!」 鏡に映った自分の姿を見て、愕然とする。 ・・・ 「はやみさんっ!!!なんなんですかっ!これは!!!」真澄に向かって、真っ赤な顔で怒鳴るマヤ。 「何って・・この前のお返しさ。」 フッと笑って、タバコに火をつける真澄。 「だ、だからって!なにもこんな落書きしなくてもいいじゃないですか!!しかも油性ペンで!!!」 マヤのお腹には、今にも腹踊りができそうな愉快な顔が描かれていた。(笑) 「俺は次の日、水城君達に笑われて大変だったんだぞ・・・腹ならまだましだろ?」 「そ、それは・・この前のは油性って知らずに描いちゃったから・・・悪いと思ってますけど・・」 「フッ・・明日の千秋楽が楽しみだな・・。まさか天女さまの腹にそんな落書きがあるなんて・・誰も思わないだろうなぁ。」 と、さも可笑しそうに笑う真澄。 「もうっ!はやみさんっっ!!!!!」 マヤの怒声が速水邸に響き渡る。 深夜のこの時間が一番楽しそうな速水邸であった♪(笑) - 3 - 深夜。今日は一段と疲れた顔で帰宅した真澄。そのまま愛しいマヤの待つ寝室へ向かう。 薄暗い部屋の中、マヤはもう先に眠っているようだ。すっぽりとベッドの中に潜り込んでいる。 「ただいま、マヤ。」 ベッドのふくらみの脇に座り、優しく名前を呼ぶと、もぞもぞと彼女が動くのがわかった。 「起きてるのか?」 寄り添うように横になり、布団の上からそっと彼女を抱きしめる。 「今日は疲れたよ・・・早くこうして君を抱きしめたかった・・・」 ベッドの中から彼女の顔を探り寄せ、そのままキスをしようと顔を近づけていく・・・ 「ま、待て!!真澄、ワシじゃ!早まるなっ!!」 !!!!!! 驚き、手元の明かりをつけると、慌てふためいた英介の顔が目の前に!!! 驚きのあまり、ベッドから飛びのく。 「お、お養父さん!?こんなところで何してるんですかっ!!!」 「いや〜、マヤさんがな。真澄を驚かせたいから、と、今晩はワシと寝室を交換したんじゃ。 でもおまえがそんなに驚くとは思わなかったぞ。はっはっはっ。大成功じゃなっ!」 さも可笑しそうに笑う英介。 (マヤのやつ・・・ ここまでするか?ふつう・・・) (お、お養父さん・・・あなたもあなただ・・・・・いくらなんでも、パジャマまで交換しなくても・・・) マヤのイチゴのパジャマを着た英介を、ただただ白目で見つめる真澄であった(笑) 深夜のイタズラは更に加速していく・・・・・ のかな?(笑) おわり♪ ========================================= 2002.09.06 mikan 読んでくださってどうもありがとうございます♪ 深夜ミニFicシアター用に書いた話なんですが... 書き上げたらすぐに投稿したくなってしまったので、送っちゃいますね♪ 久しぶりの投稿なのに、こんなおバカな話でいいのかしら??? 皆さん、素敵なお話ばかりなので、投稿するのちょっと迷ってしまいました(笑) 相変わらず文章が滅茶苦茶でごめんなさい〜(>_<) ほんの少しでも笑っていただければ嬉しいです♪ ではまた(^-^) |
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【Catの一言】
きゃゃ!mikanさんアップが遅れてしまってすみません(>_<)
そして、mikanファンの皆様お待たせしてしまってすみませんでしたm(_ _)m
いやぁぁ、しかし、最後の英介きましたねぇぇ(笑)イチゴのパジャマ姿ってどんなんなんでしょう(笑)(誰か描いて はあと)
イタズラの基本ですねぇぇ。油性ペン♪
mikanさんイタズラシリ−ズ(←勝手にシリ−ズ化 笑)楽しみ待ってます♪