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注意!
※今回のお話は、とっても微妙な感じです(汗)

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                    不安定
                   AUTHOR mikan





だめだ・・・

今日はあまり調子がよくない。
精神的に不安定な感じがする。



涼ちゃんとお話ししていても、なんだか元気が出なかった。
「どうした?・・・具合でも悪いのか?」
と、心配そうに言ってくれた涼ちゃん。
いつもなら、そんな彼のそばにいるだけで、すごく元気になれるのに、
今日はだめだった。
心配させたくなくて、できるだけいつも通りに振る舞っていたが、
なんだか一人になりたくて、早々に自分の部屋へ戻ってきてしまった。



なんだろう・・・
情緒不安定だなぁ・・・

ぼんやりと、窓の外を眺める。
夜空を眺めていると、なんだか落ち着く気がする。
でも、一人でいるせいか、ちょっと寂しい気持ちにもなる。

泣きそうになってる自分に気付き、
何か別のことでも考えようとするが、
頭がうまく働かない。


ほんとにだめだ・・・
どうしたんだろう・・・





不安な気持ちがとれず、今日はもう寝てしまおう、
と思った瞬間、ドアがノックされた。
慌てていつもの元気な表情を作り、ドアを開けると、
涼ちゃんが立っていた。

「涼ちゃん?どうしたの?」
少し驚いた顔で、彼を見る。
そんな私に、ほらっ、と言って、持っていたマグカップを差し出す。
見ると、私の好きなミルクティーだった。

わざわざ作ってくれたの?
私のために?

心の中が少しあたたかくなる。

「・・・ありがとう。」
両手でそっと、カップを受け取る。
カップの温かさと一緒に、涼ちゃんの優しさも伝わってきて、
なんだかとても暖かい。

「おまけもあるぞ。」
と言って、彼が何かを握った手を差し出す。
なんだろう?と思いつつ、右手を出すと、
その手の上にパラパラとチョコレートが降ってきた。

「・・・ありがと。嬉しい。」
嬉しいおまけに、思わず顔がほころんでしまう。

「飴のほうがよかったか?」
と、意味ありげな笑みを見せる彼。


飴っ!?

その言葉に、この前のファミレスでの出来事を思い出し、
一気に顔が赤くなる。
「・・・・・チョコでいいです。」
真っ赤になった顔を隠そうと、うつむき、小さな声でそう答える。

そんな私をみて、安心したかのように優しく微笑む涼ちゃん。
私の頭にポンポン、と手を置き、
早めに寝ろよ、と言って、自分の部屋へと戻っていった。





一人に戻った部屋の中。
涼ちゃんが入れてくれたミルクティーを一口飲む。
不思議と、さっきまで感じていた不安な気持ちがなくなっているのに気付く。

不思議だなぁ・・・
さっきまであんなに不安だったのに・・・

涼ちゃんって、ほんとすごいなぁ・・・


おまけのチョコを食べながら、気遣ってくれた彼のことを考えると、
どうしようもなく幸せな気持ちになっていくのであった。



おわり♪


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2002.03.12 mikan

読んでくださって、ありがとうございました <(_ _)>

情緒不安定のため、ほんのちょっとの優しさを涼ちゃんに求めて、
書いてみました。
が!!!かなり不安定な話になってしまった(汗)

今回はオチがない〜(>o<)
話がしまってない〜(>o<)
ミルクティーとチョコなんて甘甘すぎる〜(>o<)

と、言い訳いっぱい、かつ、微妙な話なんですが...
優しい涼ちゃんのところだけでも、よかったらどうぞ♪(笑)

ではまた(^-^)

    相変わらず別人になってしまう涼介様に悩む mikanより(笑)


【Catの一言】
いやぁぁぁん!!mikanさん、甘いわ♪♪ミルクティ−にチョコレ−ト♪ふふふ。いいわ♪いいわ♪
mikanさんのお話を読んでいると何だか微笑ましくなってしまう♪♪かわいいお話をありがとう♪

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