20041212

朝六時半に起床。目覚ましが鳴る前には起きていた。前日から挙式を行うホテルのロイヤルスィートルームに泊まっていた。
(思いがけずいい部屋に泊まれたので、落ち着かず、部屋中を走り回ってしまった(笑)間取りはトイレ二つ、寝室、リビングダイニング、キッチン、バスルーム、洗面所)
いつもとは違う部屋での、特別な日の朝、少し緊張していたと思う。
簡単に身支度をして七時ぐらいにホテルの1Fでやっている朝食バイキングに行った。
いつもならこういう機会に多目に食べる所だが、今日は花嫁さんになるだと思い、控えめにしておいた。
Tomoはいつもと変わらず食べていた気がするが・・・。朝食をとった後は部屋に戻り、荷物をまとめた。
私は
820分には部屋を出なければならないので、Tomoの負担にならないようにできるだけの事はしたつもりだ。
8時ぐらいに母からグリーンタワーに着いたと電話があった
(Cat家は六時半に家を出てきた)
Tomoが9時半まで部屋にいるので、部屋にあがってもらう事にした18Fからロビーに父母弟を出迎えに行ったが、
すれ違いになったらしく、結局は
18Fのエレベーターホールで会えた。
部屋に案内し、広い部屋の中をじっくりと見てもらった。母は早速ビデオ撮影(笑)
そして、
815分ぐらいに母と弟と部屋を出て、2Fの婚礼の所に行った。
10
ヶ月間私たちの結婚式の準備を担当してくれたTさんが出迎えてくれた。母は早速心付けを渡した。
Tさんは遠慮しながらも受け取ってくれた。美容室に行く時間まで少しあったので、
受付に飾る和装の写真を見せてもらっていた。
時間になり、Tさんが美容室まで案内してくれた。母は美容室の人たちに挨拶をし、心付けを渡すと弟ともにその場を去った。
私は更衣室に入り、まず購入した下着を渡され、下着姿に着替え、その上にガウンを着て、奥の個室に入った。
美容師さんとは三度目に会う。とても話上手な美容師さんで緊張をほぐしてくれた。
二人がかりでいつもよりも華やかなメイクをし、髪型を作ってくれた。
アイシャドウはピンクを入れ、ウェディングドレスの時はかわいい感じに仕上げてくれた。
ブーケについていた生花を髪飾りにし、ヘアメイクが後半になると、
Tさんの声が聞こえた。
美容師さんが「きっと新郎様ですね」と言った。耳を済ませてみると聞き慣れたTomoの声がした。
Tomoが仕度に入ったようだ。何だか近い場所にTomoがいると思うとホッとする気がした。
ヘアメイクを済ませ、個室を出ると、更衣室に戻る。ガウンを下から脱いで、ドレスを着せてもらう。
ベールをつけてもらい、手袋をはめ、ブーケを手にする。鏡に映った自分はまさに花嫁だった。
胸がいっぱいになる。嬉しさなのか、緊張なのかわからなかった。
全ての仕度が整った所で介添えのオダさんを紹介してもらう。Tomoも仕度が終わり、私を見て「綺麗だよ」と言ってくれた。
グレーのフロックコートに身を包んだTomoがカッコよく見えた。
美容室を出て、隣の写真室で写真を撮った後、
4Fのチャペルでリハーサルをする為移動した。
美容室を出ると母の姿が見えた。母はオダさんにすぐに心付けを渡した。
Tomoは私の先を歩いていたのでオダさんに何度も新婦の隣を歩いて下さいと言われていた。そんな所がちょっと可愛いと思った。エレベーターに乗り
4Fに着くとチャペルの扉は開いていて、モーニング姿の父の背中が見えた。
なぜか急に感情が昂り、父の顔を見た瞬間、涙がこぼれた。落ち着こうと思っても涙は止まらなかった。
オダさんがハンカチを出してくれた。アテンドの人が挙式の説明をしてくれた。
弟たちもチャペルにいて一緒に説明を聞いていた。
何となくの段取りを頭に入れ、
弟たちと、父と、Tomoと私とオダさんでエレベーターに乗り
2Fに戻る。親族控え室に行く前に、美容室に行き、私はお化粧を直してもらった。

涙は止まり、何とか落ち着いていた。そして、Tomoと親族控え室に行った。もう、みんな集まっていたようだ。
不思議と緊張はあまりしていなかった。泣いてしまいそうな気持ちは常にどこかにあったが、気持ちは穏やかだった。
時間があったので写真を撮り、その後それぞれの親族紹介が始まった。一人一人の顔をよく見た。今日、私たちの結婚式に来て頂いた事に対して嬉しいと感じた。
時間になり父と弟たちとTomoと私はチャペルに向かう。
(オダさんとカメラマンの人も一緒だったと思う)
4F
に着くと私の友人のSちゃんがいた。少し驚いたけど、会えた事に嬉しかった。Sちゃんは「きれい」と言ってくれた。
嬉しくなり、いつもは「そんな事ないよ」と謙遜するが、今日だけは自信を持って「ありがとう」と言う事ができた。
Tomoと私と父はオダさんに案内され、控え室に入った。
緊張感はあまりなかった。ただ胸がいっぱいだった。少し泣きそうな感じだ。
式が始まり、Tomoと
Tomoの弟は先にチャペルに入場した。
そして、父と私と私の弟もその後に入場。ドアが開き、お客さんに一礼をして、ゆっくりとバージンロードを歩いた。
新郎の前に来ると、父は礼をし、新郎も礼をした。私は父から新郎に引き渡され、新郎の隣に立った。
牧師さんの前に立ち、言葉を聞いていた。
言われていた段取り通りに式は進み、指輪の交換、ウェディングキス、結婚誓約書に記入、キャンドルに点火・・・などが無事に終わると、私は新郎とともに結婚行進曲が流れる中ゆっくりと退場した。
チャペル横の控え室に戻り、二人でホッと一息ついた。
そして、再びみんなの所に行き、フラワーシャワーをし、ブーケトスをした。
友達や親戚に囲まれ、とても嬉しかった。挙式は
30分ぐらいで終わった。


写真室で撮影。
二の腕が太い・・・汗

父と入場
ドレスの裾を踏まないようにゆっくりと・・・

結婚誓約書にサイン
一見英語のように見えるが、漢字で署名(笑)

指輪の交換
きつめの手袋にちょっと苦戦

フラワーシャワー
一旦退場してから再び退場(笑)

   

<<披露宴>>

挙式終了後、私たちと親族は美容室横の写真室に行き、みんなで写真を撮った。
父の真ん中の兄である伯父さんに、「昔はふっくらしてたけど、痩せたネ」なんて言葉をかけてもらえて嬉しかった。
撮影後、私とTomoは一足先に
20Fの披露宴会場に行った。写真を少し撮ってもらい、
Tomoがトイレを済ませると会場に入った。会場係りの人たちが忙しそうに準備をしていた。
今日はあいにくのくもりだったが、景色は良かった。メインテーブルの花も、各テーブルの花も、テーブルクロスも、とても綺麗に飾られていた。
三段のハート型のウェディングケーキはとても可愛いく仕上がっていた。
会場を一通り見た後、座ってウーロン茶を一口。Tomoはビールを飲んでいたような・・・。
司会の角田さんと打ち合わせを済ませ、会場の外で迎賓の準備をした。両家父たち、母たちが揃い、六人でお客様を出迎えた。
みんな綺麗と言ってくれたり、おめでとうと言ってくれた。
主賓の挨拶を頂く先生方が中々現れなかったので、少し冷や冷やとした。
(Tomoの会社の人ものんびりロビーで過ごしていたようで、迎賓では出迎える事ができなかった)
父たち、母たちも席につき、新郎新婦はチーフのミヤモトさんに入場の段取りを説明され、それから入場した。
Angel in the sky が流れ、角田さんが司会をしていた。メインテーブルに座ると、みんなの顔があった。
やはり緊張というよりもワクワクとした楽しい気分だった。まずは主賓の
T先生から挨拶を頂いた。
私たちの出会いについて色々話してくれて、嬉しかった。新郎側の親族の方が次に乾杯の音頭を取ってくれ、「乾杯」の発生とともに、閉められていたカーテンが開いた。
20Fからの景色が一気に現れ、会場の様子が明るい感じになった。全員で撮る写真撮影を楽しく行った後、私たちのプロフィール紹介が始まり、私は緊張した。まずはTomoのプロフィールだ。頂いた原稿の内容にプラスされて「新婦も太鼓判を押す料理の腕」という言葉を最後に添えてくれた。私のプロフィール紹介も続いて終わり、何だかホッとした。
次に両親へのサプライズイベントとして、記念品の贈呈をした。それぞれ母が一言を言ってくれた。
Tomoのお母さんは結婚生活の秘訣を「思いやりと干渉しない事」と言い、
私の母は「我慢」と言って会場中を笑わせてくれた。友人たちと写真を撮った後、少ししてお色直しの為、
新郎とともに退場した。ここまでの時間が本当に短いと思った。あっという間だった。
出される料理を食べる間もなくの退場。もっとこの時間を楽しみたいと思った。
退場後美容室に行き、ウェディングドレスからガウンになり、ヘアメイクを直してもらった。
上げていた髪を少しおろし、つけ毛をつけて、アイシャドウはゴールドを入れてもらった。
髪にティアラと生花の残りを付けてもらった。
更衣室に行き、サーモンピンクのドレスに着替えさせてもらった。凄く豪華な感じになったと思う。
Tomoもシャツとベストとタイを変え、美容室を出た後は写真室に行った。
廊下を歩く時も今日はすれ違う人たちに「おめでとうございます」と沢山言ってもらえ、嬉しかった。
20Fに通じるエレベーターの前まで来るとTさんが「間に合った」と慌てて来てくれた。Tさんに見送られ、再び20F
披露宴会場ではメルヘンビデオが上映されていた。
(小さい頃から今までの写真で綴ったビデオ)
温泉の写真に(ラブラブな写真と指示があったので浴衣姿での二人の写真)みんながどよめいていたのがわかった。
「何だろうね」とTomoと顔を見合わせ、あの写真かな
?と笑いあった。
何カットか写真を撮ってもらい、キャンドルサービスの説明をミヤモトさんから受け、入場した。各テーブルに火を灯しながらゆっくりと歩いた。そして、最後にメインキャンドルに点火をした。
その後は子供花束贈呈になり、
Tomoの従姉弟の中学3年生のIちゃんと小学校4年生のTomoの弟のT君が新郎新婦に
花束をくれた。お返しに私たちはトトロを渡した。メインテーブルに座ると、余興が始まる。
最初はTomoの叔父さんが親族代表の挨拶をしてくれた。Tomoが幼い頃一緒に出掛け、
父親と間違えられた話をしてくれた。
次に私の伯父さんが笛の演奏をしてくれた。緊張していたようで、途中にTomoのビールをひょいと飲んで、
会場中を笑わせてくれた。
次にTomoの友人
M山君のスピーチがあった。Tomoとの出会いから始まり、色々な思い出を話してくれた。とてもいいスピーチだったと思う。次にTomoの親族の方が北島三郎の「年輪」を歌ってくれた。その後は私の友人Sちゃんのスピーチ。
Tomoと出会ってから私が変わった事を話してくれた。途中、
Sちゃんが感極まって涙を浮かべてくれ、一緒に涙ぐんだ。
何だかホロリとさせてくれるスピーチだった。最後は私の友人
13人で「LOVE LOVE LOVE」「ハッピーサマーウェディング」を歌ってくれた。ハッピーサマーウェディングでは途中のセリフの所で急に呼ばれ、ビックリした。慌ててみんなの所に行き、マイクを持ってセリフを言った。みんなと同じステージに立つ事ができて楽しかった。

その後はテーブルインタビューに入り、Tomoの中学からの友人が急にマイクを向けられ驚きながらも色々と話してくれた。
そして、次に私のゼミの
K田先生にマイクが行き、私の事、私たちの事を話してくれた。とても誉めてもらえて良かったと思う。
いよいよ披露宴も後半になり、花嫁の手紙がきた。会場が薄明かりになり、メインテーブルから離れ、手紙を渡された。
Tomoが編集してくれた「
Summer」が流れ、正面に立つ両親に向かって手紙を読み始めた。
ゆっくりと読む事を心がけ、Tomoが肩を軽く叩いてくれていた。
泣き出してしまいそうな気持ちを抑えながら、何とか手紙を読み終わると、泣いている両親の姿が見えた。
私の目にも涙が浮かんでいた。両親の側に行き、まず母たちに花束を、父たちにブーケトニアをモーニングの胸ポケットにさした。両家代表謝辞で、最初にTomoのお父さんが話した。Tomoの事、私の事を話してくれた。最後にTomoが挨拶をする。
今朝まで考えていないと言っていたので、心配だったが、Tomoの手をギュッと握り、耳を傾ける。Tomoはしっかりと挨拶をしていた。その姿に感動し、私は涙を流した。私の事を話してくれた。とても凛々しい姿に胸がキュッとなった。嬉しかった。
無事に披露宴は終わり、両親たちとお客様を見送った。お見送りのギフトを一人一人に渡しながら、みんな良かったよと言ってくれた。本当にいい結婚式と披露宴をする事ができた思う。胸がいっぱいで嬉しかった。


お色直し
やっぱり二の腕が・・・

披露宴会場
天気は曇りでした涙

両親への手紙朗読
涙をこらえて・・・





【後書き】
ここまでお読み頂きありがとうございました。本当に2004年は一年がかりで結婚式の準備をしていたような年でした。
そのかいもあり当日はとても楽しく過ごせていい思い出になりました。「夫婦最初の共同作業となるウェディングケーキ入刀です」と、
よくありますが、結婚式の準備が本当の意味での夫婦最初の共同作業だった気がします。
話し合う事はいっぱい、決める事もいっぱい、気疲れもいっぱい(笑)ケンカもちょっとしました。
でも、お互いの事をよく知るいい機会だったと思います。やっぱり結婚式はいいものですね。
ちょっと終わってしまって寂しいという気もしますが、ホッとしたという所が一番です。

結婚式の準備で参考になったサイトを記しておきます。これから結婚式を挙げる方、良かったら参考にして下さい。

最後まで拙文を読んで頂きありがとうございました♪

2005.1.14.Cat

【参考サイト】
ゼクシィnet 結婚といえばやはりゼクシィ♪
ひまわり結婚研究室 結婚式の体験談などが読めます。
Primage 席次表などを手作りされる方は必見です。
Wedding Song Music Selection BGMに迷ったら・・・
アトリエhana-ya ウェルカムベアなどの手作りアイテムが見つかるかも。


HOME MENU








本・漫画・DVD・アニメ・家電・ゲーム | さまざまな報酬パターン | 共有エディタOverleaf
業界NO1のライブチャット | ライブチャット「BBchatTV」  無料お試し期間中で今だけお得に!
35000人以上の女性とライブチャット[BBchatTV] | 最新ニュース | Web検索 | ドメイン | 無料HPスペース