DISCLAIMER:The characters and situations of the television program "The x-files" are
thecreation and property of Chris Carter,FOX Broadcasting and Ten-Thirteen productions
,No copyright infringement is intended.

TITLE: 花
SPOILOR:none
AUTHOR:cat

警告:このお話はモルスカの肉体的な関係の描写が含まれているため18才未満の方は読んではいけません。
また、そのような描写に嫌悪感を持つ方も読まない事を勧めます。
以上の事をご理解頂いた方だけ読んで下さい。
尚、苦情などは一切受け付けませんので、ご自分の責任でお読み下さい。
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 長年触れる事を避けてきた。
触れてはならない禁断の花・・・。
ふと重なった瞳に胸が熱くなった。
体中の血液が煮えたつ。
呼吸が苦しくなる・・・。
自分を抑えようとすればする程、君の事が欲しくなる。
君は今のこの瞬間をどう思っているのだろうか・・・。



ーーーー花ーーー




***XF課***


「いいえ、それは違う!!」
私は彼のいつもの常識から外れた考えを否定した。
「どうしてだい、スカリー、この事件は常識に捕らわれて
いたら、きっと解決はできない。僕たちが現地に行って
捜査をしなければ・・・これはXFの事件なんだから!」
モルダーはそう言って、ファイルキャビネットからXFを
取り出した。
そして、いつものように好奇心一杯の瞳で今回の事件と
XFの事件の類似点を一方的に話した。
それでも、今回はなぜか納得がいかなかった。
わざわざ現地まで行って捜査をする価値があるようには
思えなかった。
私は大きくため息をつき、口を開いた。
「モルダー、悪いけど、今回はあなたについていけないわ
・・・私は行かないわよ」
モルダーは私の言葉に信じられないといったように眉を
潜めた。
「どうしてだ、スカリー、これだけ証拠があるのに、この
事件は絶対XFだよ」
「・・・ねぇ、モルダー、私たちここ3、4ヶ月休みを
全くとっていないわ、ずっとXFに振り回されぱなしよ」
「だから、何?君は休みが欲しいから、今回の事件は見送
るというのか!!」
「違うわ!!休みを返上してまで捜査する程の事件じゃな
いって言っているのよ!」
そう、私は疲れていた。
とても・・・。
「わかった!もういい!!僕一人で捜査するから、君は週
末を楽しむんだな!!」
モルダーヘは私に皮肉っぽく言うと、オフィスを出て行っ
た。



******


「モルダーーー!!!」
私の叫び声とほぼ同時に辺りに銃声が響いた。
彼の胸から薔薇の花びらが散っていくように見えた。
急いで、彼に近づくと、それは薔薇の花ではなく、真っ赤
な血液だった。
彼の顔色は恐ろしいほど真っ白で、ヘーゼルの瞳は虚ろに
私を見つめていた。
握っていた彼の手はだんだんと冷たくなり、そして私を
見つめたまま、力なく私の手から滑り落ちた。



***スカリーの部屋***


「モルダーーー!!」
自分の叫び声に私は目を覚ました。
そして、真っ暗な部屋の中で、私は今、見たものが夢だっ
た事を知ると、安堵のため息をついた。
「・・・夢か」
そう呟いた瞬間、彼からこの二日間、全く連絡がなかった
事に気づき、底知れぬ不安が私を襲った。


Trrr・・・。Trrrr・・・。
次の瞬間、電話のベルが鳴った。
私は不吉なタイミングの良さに、微かに手を震わせ、受話
器を取った。


***モーテル***


夜中に突然、扉を強く叩く音がした。
僕はベットから起き上がり、眠い目をこすりながら、ドア
を開けた。
すると、突然、思いもよらない人物が、僕に力強く、
抱きついてきた。
僕はあまりにも突然の事なので、暫く、呆然と立ちつくし
ていた。
そして、ようやく、これが現実だということがわかると、
僕を抱き締めて離れない、彼女に言葉をかけた。


「・・・スカリー、一体どうした?」
僕の言葉に彼女は顔を上げ、安心したような表情で、僕を
見つめた。
「・・・あなたが撃たれたって、電話をもらって・・・そ
れで、急いで病院に行ったら、もうあなたがいなくて、
一日中、あなたを探していたの・・・」
彼女の瞳は今にも泣き出しそうだった。
「・・・スカリー」
僕はそっと、彼女の頬に触れた。
「・・・よかった。あなたが無事で・・・本当によかった」
スカリーはそう言うと、僕から離れた。
「・・・それじゃあ、私、DCに戻るわ」
我に返ったように彼女が言った。
「えっ!今からかい?もう飛行機はないんじゃ・・・」
「・・・そうね」
「君もこのモーテルに泊まっていったらどうだい?部屋が
あるか聞いてくるよ」
そう言って、僕は受話器を持ち、フロントに掛けようと電
話の方を向いた。
そして、再び、ドアの方を向くと彼女が消えていた。
僕は慌てて受話器を置き、ドアの外へ出た。
駐車場へと向かっている彼女の後ろ姿が見えた。
僕は急いで、彼女に掛けよった。
「スカリー」
そう言って、彼女の肩を掴むと、彼女は驚いたように、僕
の方を向いた。
その瞬間、彼女と瞳が重なった。
突然、胸が熱くなる。
体中の血液が煮え、長年抑えていた感情が僕を襲った。
ーーー彼女が欲しい・・・。
そう思った瞬間、頭の中は真っ白になり、ただ一つの感情
のまま、僕は荒々しく、彼女の唇を奪った。


******


「んっ!」
彼の深く、長いキスに私は声を上げた。
それでも尚、彼の舌は私の舌と絡み、私は頭の中が真っ白
になった。
彼のなすがままにされ、私は彼の甘美なキスに気を失った。


******


僕は気を失った彼女をベットに寝かせると、彼女の
見事な赤褐色の髪を撫で、美しい彼女の顔を指でなぞった。


「・・・う〜ん」
彼女の苦しそうな声に、僕は我に返り、ベットから離れ、
窓の外を見つめた。


このまま彼女を抱いてしまっていいのだろうか?


ふと、そんな思いが僕の心を締め付けた。
何年も積み重ねてきた彼女への思い。
幾度の夜、彼女が恋しいと思ったか。彼女を抱きたいと思
ったか・・・。
伝える事ができない思いに、何度、眠れない夜を過ごした
のか・・・。
彼女は僕にとって触れる事のできぬ花。
見つめている事しか許されない花。
触れたら、きっと僕は散らしてしまう。
そんな恐怖から、僕は彼女という花を見つめてきた。
しかし、僕にとっての禁断の花は今夜、僕の側にある。
触れようと思えば触れられる位置にある。


僕は自分の欲望を抑えるように、強く瞳を閉じた。


******


気がつくと薄暗い天井が見えた。
私はゆっくりと、ベットから起き上がり、部屋を見渡した。
窓の外を苦しそうに見つめているモルダーが私の視界に
入った。
その途端、私の胸は大きく脈打った。
彼のさっきの情熱的で、甘いキスを思いだし、私の体は
一気に熱くなった。
私はベットから立ち上がり、彼に近づいた。
「・・・スカリー」
私の気配に気づいた彼が驚いたように、私を見つめた。
「・・・さっきはすまなかった」
何も言わない私から意識的に視線を逸らすと、彼はそう言
い、私から離れようとした。
「・・・待って」
私はとっさに彼の腕を掴んでいた。
彼は固まったように私を見つめた。
お互いの視線が絡みつく。
まるで、この世界には私と彼しかいないような静けさが、
私たちを包み込んでいた。
そして、次の瞬間、嵐のように降り注ぐ彼のキス。
唇から、耳タブ、首筋・・・へと流れるように、彼は私の
体に甘美な快楽を与えていった。
彼がブラウス越しに私の胸にゆっくりと触れ、胸のつぼみ
に触れた時、私は立っていられなくなり、ベットに倒れた。
彼は私を組み敷くように、おおいかぶさってくると、今度
は荒々しく私の身につけているものを取っていた。
そして今度は私の胸に直接刺激を与える。
両手で胸を撫で回し、唇で胸の先端を彼が噛むと、程よい
快楽に、私は彼の背中にしがみつき、甘い悲鳴を上げる。
「あっ!」
彼は私の声に我に返ったように、行為を止め、私から離れ
た。


******


気づくと、彼女は半裸になり、見事な胸が僕を誘うように、
見せていた。
しかし、彼女の苦しそうな声に、僕は自分の中にある最後
の理性を使った。
「・・・モルダー」
潤んだ瞳で彼女は僕を見つめた。
「・・・君にこんな事をするつもりはなかった。自分が
止められなかったんだ・・・」
彼女にベットの側に落ちているジャケットを掛け、僕はベ
ットから立ち上がり、部屋を出て行こうとした。
「・・・どこに行くの?」
心配そうに彼女が言った。
「・・・頭を冷やしてくるよ、ここにいると自分を抑えら
れそうにないから」
僕の言葉を聞くと、彼女はベットから起き上がり、僕の目
の前でジャケットを脱ぎ捨て、ショーツだけの姿になった。
「・・・スカリー、どういうつもりだ!」
僕は慌ててジャケットを彼女の真っ白な肌に掛けると、声
を荒げた。
「・・・あなたが銃で撃たれたと聞いた時、心臓が凍り付
いたようだった。今日一日、あなたを探し回ったわ。そし
て、あなたを見つけた時、気づいたの。自分の気持ちに嘘
はついていけないって・・・」
そこまで言うと彼女は一粒の涙を流し、僕の頬に触れた。
「・・・あなたを愛している。もうずっと前から・・・」
「・・・スカリー」
「もう、自分の気持ちを抑えるなんてできない!・・・あ
なたが欲しい・・・例え、この一時でも・・・」
痛い程真っ直ぐな彼女の瞳に、僕は彼女を抱き締めた。
彼女の柔らかさが伝わってきた。
僕は彼女の言葉に理性が飛び、再び、感情に支配された。
彼女の胸、そして更に下の方へと手を延ばすと、彼女は
甘い吐息をはいた。
そして、ゆっくりとショーツの周りをなぞる。
焦らすように、彼女の敏感な場所に親指をショーツの上か
ら入れたり、出したりを繰り返した。
その度に彼女は敏感な声を上げる。
「ああっ!」
その表情の艶やかさに、僕は彼女の胸のつぼみにしゃぶり
ついた。
「うんっ!」
さらに大きく、彼女が声を上げる。
僕はたまらなくなり、僕自身をズボンから出し、彼女の
ショーツの上にこすりつけた。
そして、ショーツを足元まで下ろすと、彼女を抱き上げ、
僕自身の上に降ろした。
「うんんっ!」
突然の僕の進入に彼女は弓なりになり、僕の背中に強く爪
を立てた。
彼女の熱い内壁が僕を締め上げた。
僕は狂ったように自分自身をさらに彼女の奥へと突き進め
た。
「あぁっ!」
その度に苦しそうな表情を浮かべ、悲鳴を上げる彼女。
見るにみかねて、僕は半分まで入った自分自身を彼女から
引き抜き、彼女をベットに寝かせた。
「お願い、やめないで」
懇願したように僕に訴える彼女。
「でも・・・」
「大丈夫、あなたを受け入れてみせるわ」
「わかった。でも、もう少し濡らしてからだ」
そう言うと、僕は彼女の両足を掴み、彼女自身が見えるよ
うに開いた。
そして、僕が彼女の一番敏感な部分を嘗めると、彼女は狂
ったように腰を動かし、悲鳴を上げた。
「う〜ん、ああっ!!」
段々、彼女の中の愛液が増してきた頃、僕は再び彼女の中
に入った。
「あぁっつ!う〜ん」
彼女は僕の首に腕を絡ませた。
僕は焦る思いを抑えながら、どんどん大きく堅くなってい
く自分自身を彼女の中へと進めた。
そして隙なく全てが収まった時、彼女は大きく背中を反ら
せ、辛そうな表情を浮かべた。
僕は腰をゆっくりと動かし、彼女の中にリズムを刻んだ。
そして、リズムは早くなり、僕は彼女を抱き締め、狂った
ように腰を動かした。
「あぁっ!!!」
僕たちは同時に声を上げ、僕は自分自身を彼女の奥深くへ
と流しこんだ。


******


目眩がする程の甘い感覚に、私は動けなかった。
そして、彼も私の中に入ったまま私の上で、力なく崩れた。
彼が私の中にいる。
その不思議な感覚に私の心は満ち足りていた。


「・・・スカリー、僕も君を愛してる」
呼吸を整えると、彼は私を愛しそうに見つめ、強く抱き締
めた。
「・・・モルダー」
私は嬉しさに瞳を濡らし、彼を強く抱き締め、彼にキスを
する。
彼も私のキスに応えるように、再び舌を絡ませてきた。
そして二度目の甘く、刺激的な時が始まる・・・。



THE END

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