DISCLAIMER:The characters and situations ofthe television program
"The x-files" arethecreation and property of Chris Carter,
FOX Broadcasting and Ten-Thirteen productions
,No copyright infringement is intended.



TITLE:ルナシリ−ズFile No 006"Full Moon"
AUTHOR: Cat




抱かれてしまいたかった・・・。
心の中に生まれた戸惑いを消してしまいたかった・・・。
もう、こんな中途半端なままでいる事に耐えられなかった。

だから、スカリ−としてではなく、ルナとして抱かれる事を選んだ。
ルナなら昼間彼に会わなくていいから・・・。
相棒として顔を合わせる必要はないから・・・。

「・・・やめた」
唇を離し、彼が言う。
「君は何かから逃げようとしている」
責めるような視線に彼が言葉を繋げる。
「・・・逃げようとなんて・・・してないわ。私はただ・・・あなたの腕の中にいたくて・・・」
涙が溢れる。
「どうした?何があった?こんなの君らしくない」
優しく抱きしめ、彼が言う。
いつだって私に向けられるヘ−ゼルの瞳。
ルナの時もスカリ−の時も、彼はこんな風に優しくしてくれる。
「・・・フォックス。ずっと、私を抱きしめていてくれる?」
甘えるように彼を見る。
「あぁ。君が望むならいつでも・・・」



「う・・ん・・・」
久しぶりに心地の良い夢を見た。
どんな夢だったかは思い出せないが・・・穏やかな気持ちにさせてくれるような・・・そんな夢だった。
手に軽い痺れを感じる。
横を向くとルナが眠っていた。
「そうか・・彼女を抱きしめたまま・・・眠ってしまったのか・・・」
彼女を起こさないように、そっとベットから起き上がる。
まだ時計は午前4時を指していた。
「・・・ルナ・・・」
ベットの端に座り、彼女の髪を撫でる。
「もし、僕が君の正体を知っていると言ったら・・・君はどうする?」






「おはよう」

いつもよりも10分遅れてオフィスに着く。
モルダ−の所から抜け出した私は急いで自分のアパ−トに帰り、気持ちをスカリ−に切り替えいた。

「やぁ、おはよう。珍しく遅いな」
私より先にオフィスに来れた事が嬉しいのか彼が笑顔で出迎える。
「・・・少し寝過ごしたみたい・・・」
「お疲れ気味かな。スカリ−捜査官」
おどけたように彼が言う。
「君の為にデスクワ−クいっぱい用意しといたよ。僕はちょっと別件の捜査があるから。後、宜しく」
私に反対させないように早口でそう言うと、彼はオフィスを後にした。
「・・・ちょっと、モル・・・」
抗議の声を上げようとしたら、もう彼の姿はなかった。
「・・・まったく、私にこれ一人でやれって言うの?」
モルダ−の机の上に詰まれた山のような書類にため息が漏れる。




「いい女だな・・・おまえさんの相棒」
ダニエルが酒を口にしながらそんな事を呟く。
「あぁ。まあな」
無関心を装って相槌を打つ。
「惚れたよ。彼女に」
「何!?」
その言葉にハッとしたようにダニエルを見る。
「・・・やっぱり、相棒に惚れてるという訳か」
モルダ−の反応を面白そうに見る。
「・・・それは・・・」
ダニエルの尋問に言葉が詰まる。
「ハハハハ。本当、煮え切らないな・・・。まぁ、それだけ本気って事か」
グラスを一気に空け、モルダ−を見つめる。
「だが、俺も本気だ」
挑戦するような鋭い眼差しで見つめる。





「まだいたのか?」
午後11時を回り、オフィスを訪れるとスカリ−がいた。
「・・・あなたが、こんなにデスクワ−クを残してくれたからね」
嫌味たっぷりにモルダ−を見つめる。
「・・・相変わらず、真面目だな」
可笑しそうにクスリと笑う。
「・・・モルダ−、酔ってるの?」
彼から匂う微かなアルコ−ルの香に片眉を上げる。
「・・・あぁ。少し・・・。ダニエルと飲んでたんだ」
そう言い、自分の席に座りじっとスカリ−を見つめる。
その視線に気づき、スカリ−の脈が速くなる。
「・・・何か私の顔についているのかしら?」
動揺を隠すように口にする。
「・・・綺麗だなと思って・・・働く君が・・・」
珍しく素直なモルダ−の言葉に頬が赤らむ。
「・・・モルダ−、あなた少しどころじゃなくて、かなり酔ってるんじゃない?」
「ハハハハハ。かもな」
無邪気な笑い声をあげる。
「酔っ払いは嫌いかい?」
視線を合わせ、モルダ−が口開く。
いつもと違う彼の表情にドキっとする。
「・・・えぇ。そうよ。嫌いよ」
戸惑いを隠すように、ワザと軽口を叩く。
「はぁぁ。君に嫌われたら僕は生きていけないな」
大袈裟に傷ついたような表情を浮かべる。
「あら、そう」
素っ気無く答え、書き途中の書類にとりかかる。
「・・・なぁ、スカリ−、僕たち、今までいろんな事があったよな」
過去を振り返るように、モルダ−が口にする。
「えっ・・・そうね」
気のない返事をしながら、書類を見つめる。
「僕は君がパ−トナ−で良かったと思ってる。君がいなければ僕は何もできなかった」
「・・・そうね。あなたみたいなスプ−キ−おもりできるのは私しかいないわ」
モルダ−の言葉に感じた戸惑いを隠すように、いつもの調子で言う。
「ハハハハハハ。確かにそうだ」
スカリ−の言葉に可笑しそうに笑みを浮かべる。
「最近、ある女性に出会ったよ」
思い出したように口にする。
「ある女性?」
「華奢な体型に腰まである金髪が印象的な女性だ。そうだな、君とどこか似ているかも」
「・・・いつか、レストランであなたが合わせた女性かしら?」
モルダ−の言葉に緊張を感じながら、それを表情に出さないように口開く。
「あぁ。そうだな。そういえば君とグレ−スと僕で彼女に会ったんだったな」
「えぇ。彼女とはまだ続いているの?」
「・・・まあね。彼女とはいい友達さ」
「・・・友達?恋人じゃなくて?」
少しからかうような調子で口にする。
「恋人だなんてとんでもない。なりたいけど、無理だね」
そんなスカリ−に合わせておどけたように言う。
「彼女はミステリアスだよ。素顔もわからないし。本当の名前も知らない。それでも、会っているだけで
楽しい」
瞳を細めルナの事を思う。
「僕は待っているんだ。いつか彼女が僕に素顔を見せてくれる事を、本当の彼女を教えてくれる事
を・・・」
じっとスカリ−を見つめる。
その視線に気づき、スカリ−は堪らず逸らした。
「・・・そう。さてと、そろそろ帰ろうかな」
スカリ−はそう言い、書類を書く手を止めると、帰り支度を始めた。
「帰るのかい?送って行こうか?」
「結構よ。一人で帰れるわ」
ブリ−フケ−スに書類を詰め込み、上着を着ると足早にオフィスから出て行こうとする。
「じゃあ、モルダ−、おやすみ」
「あぁ。おやすみ」
スカリ−の手際の良さにあっけにとられながら、かろうじて口にする。

「何もそんなに急いで帰らなくても・・・」
オフィスのドアが閉まると、少し拗ねたようにモルダ−が言う。




"僕は待っているんだ。いつか彼女が僕に素顔を見せてくれる事を、本当の彼女を教えてくれる事
を・・・"

その言葉がスカリ−の胸を切なくしていた。
「・・・待つって・・・私だと知ったら、どうする気なの?」
「何かお悩みかな?」
スカリ−がいつものバ−で飲んでいると、ダニエルの声がした。
「やぁ、また会ったね」
嬉しそうにダニエルはスカリ−を見つめた。
思いがけない彼の姿に胸が高鳴る。
昨夜交わしたキスの感触が唇に蘇る。
「・・・ダニエル・・・」
そう口にした彼女にゆっくりと唇が塞がる。
二度目のキスに一度目とは違う感情が生まれる。
「・・・あなたキス魔か、何かなの?」
唇を解放され、彼を見る。
「ほんの、挨拶さ」
笑顔を浮かべ、そう答える。
「・・・変な人・・・」
「それはモルダ−よりもって事か?」
モルダ−という言葉に、ドキっとする。
「そうね。あなたもモルダ−といい勝負だわ」
戸惑いを誤魔化すようにグラスを空ける。
「だが、俺はヤツよりは正直だ」
思いつめたようにじっと彼女を見つめる。
「・・・どういう意味で・・・かしら?」
スカリ−のその言葉にニヤリと口元を緩め、彼女を引き寄せる。
「ちょっと・・人が見てるわ」
ダニエルに抱き寄せられ、頬を赤らめる。
「構わない。俺は欲しいものを側に置いておかないと気がすまないんだ」
「・・・欲しいものって・・・」
「君だ。こんなに惹かれたのは初めてだ」
熱っぽい瞳でスカリ−を見つめ、首筋に唇を寄せる。
「あっ・・・ちょっと・・・駄目・・・よ」
ダニエルの愛撫に僅かに反応しながら口を開く。
「このまま君を抱いてしまいたい」
耳元で囁かれた言葉にゾクッとする程の色気を感じて、全身が熱くなる。
「・・・ふざけないで・・・」
やっとの事でダニエルから離れると、彼を睨む。
「ふざけてなんかいないさ。俺は本気だ。本気で君が欲しい」
モルダ−とは違う、あまりにもストレ−トな言葉に彼女の心は揺れていた。
射抜くように見つめる熱い眼差し・・・。
感情を包み隠さず、堂々としている彼にときめきを感じる。
だが・・・。
「・・・あなたの気持ちは受け取れない・・・。好きな人がいるの」
そう告げ、視線を伏せる。
「・・・モルダ−か?」
その言葉にスカリ−は何の反応も示さず、グラスを見つめていた。
「・・・どうして好きなのか、わからないけど、でも、ずっと、ずっと・・・好きで・・・。いつの間にか、彼の側
じゃないと落ち着かない自分がいたの。気づけば、彼の事を視線で追って・・・。でも、口に出せなく
て・・・。今まで彼と築いてきたものを壊してしまいそうだから、想いを告げてしまったら何もかも失ってし
まいそうだから・・・」
なぜ、ダニエルの前でこんな事を口にするのかスカリ−はわからなかった。
ただ、誰かに聞いてもらいたかった。
ずっと、ずっと秘めていた想いを、苦しさを誰かに理解してもらいたかった・・・。
ダニエルはじっと、彼女の横顔を見つめていた。
何も告げず、ただ、彼女の言葉に耳を傾け、考えを巡らせていた。
「・・・ごめんなさい。こんな話。退屈だったわね」
何も言わない彼に、そう言い、スカリ−は席を立った。
「・・・恐れていては、何もできない・・・結果を考えて行動しては駄目だと・・・前に誰かに言われたよ」
横切るスカリ−の手を掴み、思い出したように口にする。
「・・・あなたが言いたい事わかるわ。でも、私には前に進む事ができない。失う物が大きすぎるから・・・
だから、今のままで・・・」
そこまで言葉にすると、スカリ−の瞳から大粒の涙が流れる。
「・・・俺じゃ好きなヤツの代わりにはなれないか」
ダニエルは堪らず、彼女を抱きしめた。
「・・・そんなに苦しい想いをひきずるなら、想いを告げる勇気がないのなら、俺が君を受け止める。君
が誰を好きでも構わない」
「・・・ダニエル・・・」
「・・・俺にしろよ・・・俺だったら君の事をそんなふうに泣かせない・・・だから・・・」
ダニエルの言葉に心がざわめく。

彼の手を取れば楽になれるのだろうか・・・。
モルダ−への苦しい程の想いが少しでも楽になるのだろうか・・・。




「俺だったら、絶対好きな女は泣かせない」
「えっ」
オフィスでデスクワ−クをしていると、モルダ−の耳にそんな言葉が入った。
「・・・ダニエル・・・何か用か?」
一瞬、彼の方を向き、再び書類に目を移しながら口開く。
「今日は相棒はいないんだな」
「あぁ、スカリ−なら、有休を取るって言ってたよ」
「彼女がどこにいるか知ってるか?」
「・・・いや」
「俺は知ってる」
ダニエルの言葉に書類から視線を離す。
「俺の部屋にいる。昨日は俺と一緒にベットにいたからな」
挑戦的な視線をなげかける。
「・・・何!」
その言葉にモルダ−の血の気がひいていく。
「冗談はやめろ!!」
デスクから立ち上がり、ダニエルの胸倉を掴む。
「・・・本当さ」
そう言った瞬間、ダニエルの頬にモルダ−の拳が注がれた。

ガタン
壁に激突する音が響き、書類が宙を舞う。

「・・・痛っ」
ダニエルは唇から血を流し、ゆっくりと立ち上がる。
「・・・さすがFBIだな。昔よりパンチ力が上がったみたいだ。だが、俺だって戦場を渡ってきたんだ」
そう言うと、今度はダニエルがモルダ−の頬を殴る。
それを機に、我を忘れたように二人は殴りあう。

「・・・やめないか!モルダ−!!!」
騒ぎを聞きつけた捜査官に報告を受け、スキナ−が突然、オフィスに入ってくる。
その迫力に、二人は一瞬止まり、スキナ−の方を見た。
気づけば、他の捜査官たちが二人の殴り合いを見ていた。
「一体、どういう事だ。モルダ−。民間人と殴りあうなんて・・・」
「・・・すみません」
衝動的になった自分に返す言葉がなく、そう呟く。
「奴は悪くない。俺が殴りかかったから・・・」
ダニエルはそう言い、スキナ−を見た。
「・・・とにかく、傷の手当てをしたら、モルダ−は後で私の所に来るように」
スキナ−はため息を零すと、野次馬たちを追い払い、モルダ−のオフィスを後にした。

「・・・すまなかったな・・・」
傷の手当てをしながら、ダニエルが口にする。
「つい、彼女の涙を見たら・・・」
「・・・スカリ−とは本当に寝たのか?」
搾り出すような声でモルダ−が口を開く。
「・・・イヤ。寝ていない。彼女とは昨日、一緒に飲んでいただけだ・・・」
ダニエルの言葉に安堵のため息を漏らす。
「そんなに愛しているなら、どうして側に置いておかない?どうして、彼女を泣かせる?」
少しいらついたようにダニエルが口にする。
「・・・愛してるから側に置けない・・・。この仕事をしていく上でそんな甘い感情は許されない。
時には互いの生死を危険にさらす事になってしまう。それに・・・、これ以上、彼女を僕にかかわらせる
訳にはいかない。僕は不幸の元凶だから。僕がXFを追いかけているかぎり、僕と一緒になれば普通
の暮らしはできないと思う。だから・・・」
頭を抱え、心の中を曝け出すように言葉を繋げる。
「だから、今のままが一番いいんだ。近すぎず、遠すぎず・・・。この距離を崩してしまったら、均衡は崩
れ、感情に飲まれてしまう」
苦しそうに表情を歪め、ダニエルを見つめる。
「・・・それは言い訳にすぎない」
厳しい表情を浮かべ、ダニエルが言う。
「おまえは逃げているだけだ。自分から、彼女から・・・そうやってもっともな理由を並べて・・・」
ダニエルの言葉に眉を潜める。
「・・・逃げてなんかいない!」
つい、言葉を荒げる。
「いや、逃げてる。それに、おまえ、今のままでいいと言ってるが、もし彼女が他の誰かと結婚でもした
ら、その時、心から祝福できると言えるのか?」
「・・・祝福できるさ・・・」
「嘘だ。俺が彼女と寝たと言っただけで、殴りかかってきたおまえだ。きっと、相手の男を殺しかねな
い」
「・・・どうして、おまえにそこまで言われなければならない。これは彼女と僕の事だ。関係ないだろう!」
「関係あるさ!彼女がおまえに惚れているんだからな」
「何?やめろ。そんなデタラメ!」
「デタラメなんかじゃない!よく聞け!スカリ−は、ダナはおまえを愛しているんだ!おまえも薄々気づ
いているはずだ!!」
ダニエルの叫び声に沈黙が訪れる。
モルダ−は信じられないものでも見るかのように彼を見つめた。

「・・・彼女を泣かせているのはおまえだ」
そう告げると、ダニエルは呆然とするモルダ−を残し、オフィスを去った。





スカリ−が僕を愛しているだと・・・。
そんな事・・・。

局付近の公園のベンチに座り、昼間、ダニエルと言い争った時の事を考える。
「何かあったの?」
ぼんやりと月を見つめていると、優しい女性の声がする。
「やぁ、ルナ」
彼女を視界に入れ、優しく微笑む。
「ちょっと、どうしたの?」
モルダ−の顔中にある傷を見ると、驚いたように彼に駆け寄る。
「ちょっと、昔の友人と殴り合いをしてね」
「あら、いい男も台無しね」
そっと、モルダ−の傷に触れながら告げる。
「派手に殴りあったわね。原因は何?」
「よくある事さ。好きな女を巡っての殴り合いだ」
「なる程、それは情熱的だ事。その女性がちょっと羨ましいわ」
人事のようにルナが笑う。
そんな彼女を静かに見つめ、触れてはならない言葉を告げる。
「・・・愛してる・・・ずっと、ずっと愛してる」
「えっ」
モルダ−の言葉に驚いていると、唇に温かい物が触れる。
「うんっ」
瞳を大きく見開き、彼を見つめる。
「君が誰でも構わない。愛しているんだ」
ルナから唇を離すと、苦しそうに言葉を口にする。
「・・・例え、そのサングラスの奥の素顔が僕の知っている人物でも、愛している」
切なそうに瞳を細め、彼女を見つめる。
「・・・お願いだ。だから、僕に素顔を見せてくれ・・・。僕は君の素顔も、今の君も愛しているんだ。・・・」
思わぬモルダ−の言葉に心にはった堤防が崩れそうになる。
「・・・あなたが、私の素顔を誰だと思っているか知らないけど・・・。それは勘違いよ。絶対、私はあなた
の思っている人物じゃないわ」
モルダ−から離れ、背を向ける。
「勘違いかどうかは、そのサングラスを取ればわかるだろ?」
彼女の腕を掴み、自分の方を向かせる。
「・・・後悔するわよ」
サングラスに触れるモルダ−を見つめ、最後の抵抗を言葉にする。
「・・・後悔なんてしないさ・・・ダナ・・・」
そう言い、モルダ−はルナからサングラスを取った。








                THE END

本・漫画・DVD・アニメ・家電・ゲーム | さまざまな報酬パターン | 共有エディタOverleaf
業界NO1のライブチャット | ライブチャット「BBchatTV」  無料お試し期間中で今だけお得に!
35000人以上の女性とライブチャット[BBchatTV] | 最新ニュース | Web検索 | ドメイン | 無料HPスペース