「 エクソダス 始まり 」




俺はいつだって思っているんだ。
俺と俺以外の人間との境界なんて、
皮膚か 空気か 雰囲気か
誰にもわかりゃしないって。

大事な 大事な 言葉。
大事な 大事な 絵。
なんだそれ。

本当に産み出したいものは
言葉にも 絵にも ならない。
本当に吐き出したいものは
感情にすら 現せない。

もどかしさなんだ。
もどかしさが俺を創っている。

俺の紡いだ 言葉は
俺の描いた 絵は
全て俺を満たすためにある。

俺とは、
心であって、
精神であって、
深層であって、

つまりは、

もどかしさ。

現すことのできない、もどかしさを知覚するために、
俺は創っている。

境界は確かにあるって感じるんだ。
でもそれは、俺と俺以外の人間との間にはなく、
俺の持つもどかしさと、
それを知覚するために創られたモノとの間にこそ、在る。

俺と俺以外の人間だなんて、分けたってまるで意味がない。

そう、世界は
もどかしさと それから創られたモノ

その境界を取り払うために用意された 
原稿用紙であって キャンバスであって
また、その白さが
俺のもどかしさを産む。

SUNの 眩しさや 力強さや 熱さも 
MOONの 静けさや 優しさや 冷たさも
SKYの 無限さも
SEAの 包容力も 
EARTHの 生命力も

全て 総じて 須らく
痛く俺を純白の布で取り巻かれた神槍で貫き
また 急激に煮沸した大釜の油湯の上へ吊るし

星は堕ち
色は欠け
雲がいつか見たことのある鳥となり
風がこれまで感じたこともない温度を運び
土が不審に 時に安心に揺れ

花が
その全てを
受け、生きる。

無限も 永遠も 見えない。
けれど

ああ。


花よ、お前は

さては、もどかしいのだな。


花のもつ もどかしさは
俺のもつ もどかしさと
はたして 境界を引けるのか。

いや、そうではなくて

花のもつ もどかしさが在ることを知った俺が
それによって産まれるもどかしさを
どう、現すのか。創るのか。

イノチを燃やすとは そういうことだ。
俺は、もどかしさを知覚するためにイノチを燃やし
燃やした灰は、やがてもどかしさへと還るだろう。


そうだ 一つの輪になって、
俺のイノチは燃え続けている。


ああ そうだ。

無限がここに在る。




※ この詩は、2004年12月23日に色々見聞きした単語を、
深夜に思い出しながら30分で書きなぐったものです。

((パクリ元))
・「エクソダス」単語…アニメ「キングゲイナー」
・「境界」関連の話…友人S
・「知覚」関連の話…山田かまち
・「イノチ」単語…漫画「番長連合」

但し、「知覚」関連の話は、山田かまちに深い共感があります。




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