<2002/04/03>

逢いたかったら逢いに行く・・・

逢いたくなかったら逢わない・・・

ワガママたくさん言う

たくさんたくさん　　言う・・・

困らせることが好き


或る日

突然逢って

或る日

突然消える


「疲れてる」

なんて言い訳にならないから

「仕事が忙しい」

のは当たり前でしょ？

だから

当たり前なのよ・・・

逢うのも逢わないのも当たり前・・・


逢いたくなるのも

逢いたくなくなるのも

当たり前

あたしのワガママ？

じゃないとおもう

あたしのために世界を止めて・・・

静寂のこころの淵まで落ちたならこころ逆さに空をめざして


麗らかに桜の季節訪れり今年も散るや花の咲きたる


逝くのなら逝かせてしまえほととぎす
やがては吾も汝とまた逢ふ


のほほんとこどもといると世を忘れ月日の流れとどまることなし


喫煙も役に立つなりいつの世も医学進みて知るぞ害のみ


伝えると忘れてしまう言の葉の積もりて儚き夢物語


アクセルとブレーキ踏んで走らせよう
暴走せずとも景色は流れ


君の傍
消火器置いてマッチ擦る
ダイナマイトに無力を覚え・・


ナイーブな男ごころの哀れさよ
永久にわからずわかりたくもなし


躍らせて胸ぐら掴んで放さない
両刃の剣　突きつけあって

<2002/04/08>

時計の針をまわす・・

逆さにまわしても　時は逆さにならないの

砂時計の砂は　永遠に落ち続けるだけ・・

止まることを忘れた砂の音さえ

さらさらと落ちつづけるだけ・・


どんな女が好きでも勝手

どんな女が嫌いでも自由・・

世の中にはあたししかいない

そういう男が好き


あたしの世界にいるか　いないか・・・

それだけでしょ？

それだけのことなのに

時計の針を見つめてる

<2002/04/12>

雨粒にぬれても君と一緒なら　歩く道さえ　やさしく続く


二人して並んで歩く慣れた道　雨のおかげで　なんかうれしい・・

夢を見た

逢えない夢だった

知らない街を歩いていた

いつもどこかですれ違い

歩いても歩いても逢えない

あたしはどこまで歩けばいいのだろう

すぐ傍にいることはわかっているのに　逢えない

街は虚ろに見知らぬ人たちが通りすぎるだけ

すぐ傍にいるのに　逢えない　

あなたもあたしを探していた

なのに逢えない

幾度　すれ違えば　逢えるのだろう

あたしを見つけて

朝が来る前に・・

<2002/04/15>

不幸という名の海原へ

さあ　行こう

悲しみという名の海原へ

鳥のように羽ばたく？

それとも黙って眺めているだけ？

流した涙の海原は

果てしないほど広い

闇はその広さを隠す

光溢れた輝く世界

それが不幸の海原

幸せなことに

泣いても泣いても涙は水滴

不幸の海原は広い

自分の涙で満たすことはできない

<2002/04/28>

地獄の暗闇を歩き疲れ

光然したる美しき夕べに友と集う

沈み逝く太陽は美しく

陽炎の光は波間に漂う

明日になれば

日は昇り朝が来る

日の出までの時間の長いこと

太陽が本当に死んでしまったのかと思ってしまう

それでも朝陽は昇り

新しい朝が来る

美しく沈み逝く夕陽に別れを告げて

輝く朝を祝おう

遥かなる旅路にこころ乗せる舟
　　　　　　　揺られる波ぞ光のゆくえ


川岸に揺られて漂うその舟に君は乗るなりこころ乗るなり

行き過ぎる風の音さえ泣き声に聞こえてしまう闇深き夜


冷たさが
人のこころの夕暮れに
踏み出す勇気与えてくれる


それでもね・・
君は気がついてくれてるの？
いつも傍にいてくれる人


行き暮れて戸惑う朝に日は昇り
　　　　　　　　　　霧に包まれ季節は廻る