おしまい、と最後に付け加え、アカは口を開いた。 「…と、まぁこう言う話なんだけど。どうだい、面白かったかい？」 熱くなりすぎて、思わずあお向けに倒れてしまったクロは答えた。 「すごいね、アカは！僕、なんだかもうお腹いっぱいになっちゃったよ！」 ははは、とお互いに笑い合う。じゃぁ、次はお腹を破裂させるようなものを書いてくるよ、そう言って笑うと、アカは家路についた。 ――――

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